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失敗しない「終の棲家」の選び方はこの6つの基本を押さえる

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「終の棲家」をどうするかという課題は、ある年齢を超えると意識として芽生えてくるようです。

それは子育てが一段落し、50代なかばにさしかかった頃か、それとも最近の子育て世代の高齢化を考えると、もっとあとかもしれません。

 

いずれにしても、身体の具合も若いころから変化し、仕事の終わりも見えてきそうな年齢になってくると、「終の棲家」をどうしていくか考える時期になります。

でも、「終の棲家」を選ぶ際に、深く考えずに選択すると思わぬ失敗をします。

失敗しない「終の棲家」の選び方は「長期視点にたった需要を考える」ということが重要なキーワードです。

 

今日は「失敗しない『終の棲家』の選び方は長期視点にたって考える」をお話しします。

 

 

 

「終の棲家」を考える理由

 

昔は「終の棲家」を考えることはありませんでした。

なぜなら家長がずっと住まい続け、長男やそれに代わる跡取りが継承するからです。

しかし現代は核家族となり、定年となる年齢が延長され、医療も発達し、健康意識も高まったため、平均寿命も伸び元気なシニアが増えています。

 

昔と事情の変わってきたシニアは、子育てが終わったら夫婦2人での生活を、もっと身軽に楽しみたいという方や、それぞれの趣味を満喫したい方や、今の家では将来の望むべく住まい方に合わないと考える方、もしくは今の家を、より居心地良くしたいという方などなど。

様々な事情によって、住んでいる家を見直し始める人が増えています。

 

 

 

「終の棲家」の選び方

 

様々な事情で「終の棲家」を考え始める方が増えるなか、思いつきや感覚で「家さがし」や「リノベーション(フルリフォーム)」をしてしまうと、思わぬ失敗をしてしまいます。

その為に、思考を整理するためのヒントをお伝えします。

 

 

「終の棲家」に住む人は誰

 

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「終の棲家」に住む人は誰でしょう。

当然ながらご夫妻ですが、場合によっては「結婚しない子供」も一緒かもしれませんし、「結婚したけど戻ってきた子供や孫」も一緒かもしれません。

でも、こうしたことに不安を抱えて「終の棲家」を考えても、不確定要素が多すぎて決まるものも決まらなくなってきます。

 

「終の棲家」選びを成功させるためには、「終の棲家」は夫婦二人だけの「最後の愛の巣」?と割り切って、しっかりとジャッジしていくことが大事です。

私も子育て関連ブログにもかなり書いておりますが、子供に「居心地の良い暮らし」を与える必要は全くないと思っています。

「居心地悪い環境」とまでは言いませんが、子供部屋をリビングよりも居心地良くしてしまうと、いつまでも家に居座る子供になります。

しっかりと割り切って、追い出すくらい強く育てることが子供の将来のためだと言うことを、よく認識することが大事です。

 

とは言っても、子供の将来を案ずるのが親心ですし、こちらの介護を期待する気持ちもあるかもしれません。

家族の未来にとって長期視点にたって考えた時に、何が最善なのか、客観的にご夫婦で考えて悔いの無いようにしっかりジャッジしてください。

 

 

「終の棲家」の広さ

夫婦二人で住むという覚悟が決まったら、やっと「終の棲家」の広さの目安がでてきます。

「子供と同居」を考えると、広さもどうしても広くなりますが、「終の棲家」は売却でも賃貸でも、フットワーク良く動けることがとても大事です。

万が一の場合には、多少狭くても同居も可能ですが、当初から同居前提で広さを求めてしまうと、無駄にコストがかかりますし、売却時にも売りづらくなる可能性があります。

 

 

「終の棲家」は戸建てかマンションか

 

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「終の棲家」の理想は「庭付き平屋住宅」かもしれません。

しかし、都心では特にそうした願いが叶う方は多くはありません。

 

かといって、戸建て住宅を考えると、将来の足腰のことを考えると階段の上り下りが辛いので、2階から上は使用しなくなってしまいます。

また、住宅は必ず劣化します。

そした時に家をしっかりとメンテナンスするためには、建物の状況を知り、正しい依頼先に頼まなければなりません。

 

でも、管理運営のうまくいっているマンションであれば、ちゃんと修繕積立金を支払うことで、外部のメンテナンスに悩むことはありません。

そしてなにより、マンションは間取り変更は「壁構造」などの特殊な構造を除いては、自由にリノベーション(フルリフォーム)が可能です。

運がよければ、日当たりの良い専用庭付きの1Fマンションが見つかるかもしれません。

いずれにしても、低層階に住みながら、地に足の付いた生活をおくることで、まめな外出が習慣付いたりすることもあります。

災害時も低層階は安心です。

 

 

「終の棲家」の賞味期限

 

一般的な住宅には寿命があると考えられています。

※そうでない場合もありますが、ここでは割愛します。

「終の棲家」の寿命が尽きる年数が、ご夫妻の寿命よりも早いと色々とやっかいです。

なので、ご夫妻の思い描いている寿命よりも、耐用年数が少し長いものを選んだほうが良いでしょう。

 

一般的にマンションの寿命は60年から70年と言われています。

これは新耐震基準以降の建物(唱和56年6月以降に建築確認申請を通した物件)に限られると言っても良いです。(理由はまたの機会に)

購入する物件の築年数はしっかりと確認することと、ご夫妻の余命を差し引いても、耐用年数に余裕のあるものが良いです。

物件の寿命に関しても、長期視点にたって判断することが重要なのです。

 

 

「終の棲家」の資産価値

 

「終の棲家」はご夫妻で精算するのであれば、あまり気にされなくても良いかもしれませんが、次世代への資産として考えるならば、資産価値としての観点も忘れてはいけません。

人工減少や高齢化、少子化に進む日本では、あまり地方のアクセスの悪いエリアの物件を購入することは、資産価値の低下を招きます。

 

「住みたい」と思う人の需要が減少するわけですから、価値も減少するわけです。

なので、なるべく「住みたい」という人が減らないような物件。

つまり、駅が近かったり、広さが時代のニーズに合っていることで、減少するニーズにも価値が提供できる物件であることが重要です。

こうした長期視点にたった物件選びが重要なのです。

 

 

「終の棲家」の戸建「減築」リノベーション(フルリフォーム)

 

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現在住んでいるのが広い戸建て住宅で、その広さをもてあましているのであれば、「減築」をするという方法もあります。

 

「減築」とは、住宅のサイズをダウンさせるということです。

「減築」のメリットとしては、掃除をする範囲が狭くなったり、家事動線が良くなったり、日当たりが良くなったり、庭が広くなったり様々です。

時代に合わない大きな住宅を売却して、小さな住まいを購入するというのも1つの手ですが、住み慣れた場所の住み慣れた住まいを、ご夫妻の暮らしにあうようにダウンサイズさせる「減築」は、実は日当たりや庭いじりの楽しさを広げてる可能性を秘めています。

 

 

「終の棲家」の二世帯住宅

 

「終の棲家」を二世帯住宅とする選択もあります。

実家をリノベーションやリノベーション(フルリフォーム)をして、息子夫妻を呼び寄せるもよし、資金援助をして土地を購入、2世帯住宅を建てる方もいます。

二世帯住宅のメリットは沢山あります。

高熱費が押さえられたり、共働き世代を親世代が子育てともにうまくサポートできたり。

親世代も孫と身近にいることで生きがいを得られるとも言われます。

なにより何かあった時には安心感があります。

 

私が一番にオススメする理由は、孫の教育です。

共働きになると、親世代からのしつけはとても有り難いものですし、世代間を通じてしつけられることは、子供にとってもプラスになります。

 

また、国も2世帯住宅や「同居」ではなくても「近居」にも助成金や補助金を出す動きがあります。

 

 

 

「今日のわかった」

「終の棲家」を考えはじめたら、家族の将来をあらためてじっくり考えることが大切です。

子供と同居している場合には、本人の意思や将来の介護の問題なども話しあうことも必要でしょう。

 

物件を購入する場合には、建物の寿命や修繕の問題。

そして、将来の資産として残すかどうかによっても、物件の選び方が大きく変わってきます。

 

リノベーション(フルリフォーム)をするにしても、大きな住まいをもてあますかもしれません。

その場合には「減築」という手法を用いて住まいをほどよいサイズにダウンさせながら、日当たりを良くしたり、庭をつくったりするこも出来ます。

 

また2世帯住宅という選択をする人も増えています。

孫の教育にとってとても良い影響を与えたり、共働き夫婦の負担が減ったりしますし、国の補助金や助成金も期待できます。

 

大切なのは、老後をどう豊に幸せに生きたいのかということです。

 

関連ブログ

「二世帯住宅関連のブログまとめ」

 

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<編集後記>

今朝から息子は野球部の合宿にでかけました。

 

僕よりかなりデカくなった息子は、普段では監督に「2リットル弁当」を持ってくるよう指令をうけています。

 

「2リットル弁当」???とおもってググってみると、ありますね~!

「2リットル弁当」というカテゴリーが!

 

しらべると、あの塙一家やラグビー部のブログなどなど出てくる。

先輩は夕飯あとに夜食で焼きそばを6玉食べるそうです・・・・。

 

それは食べ過ぎだろー!

 

と言いたいですよね・・・。

 

 

 

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