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土地購入で気をつける『私道負担』とは

RELEASE:2024.06.20
CATEGORY:ブログ, 不動産売買, 社長ブログ
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皆さんこんにちは。

 

駿河屋の 一桝です。

 

 

土地を探していると「私道負担」という文字を目にしたことがあるかもしれません。

 

もし購入を検討している土地で「私道負担」と書かれていた場合には、しっかりと調査してもらい、納得するまで理解することが重要です。

 

この「私道負担」とは一体何なのでしょうか。

 

 

 

不動産の取引において、売買対象となる土地の一部に、私道が含まれている場合、私道部分を「私道負担」と言います。

 

「私道負担」にもいくつか種類があります。

 

 

 

  • 1つの私道を何人かで共有している。

 

  • 私道をいくつかの土地に分けてそれぞれ別の人が所有している。

 

  • 「昔からの地主」が一人の名義で所有している。

 

 

 

などです。

 

 

 

私道負担については、重要事項説明できちんと説明を受けるのは当然ながら、広告段階で明記しなければなりません。

 

その場合、「私道を含む総面積」になっていたり、「別途私道負担あり」となっている場合もあります。

 

なので、私道と建築地の面積とを分けて考えなければ、私道込みの面積で建てられる建物の面積を計算してしまうと、実際に設計に入った段階で、想定した建物が建てられないことになってしまいます。

 

 

 

よくある私道の問題として、「通行地役権」というのがあります。

 

これは、建築基準法上の道路になっていない土地を、道路として公然と通行する権利があるかどうかというものです。

 

 

これも重要事項説明できちんと説明を受けるはずですが、この権利がないと、法律上は通行できないことになってしまいます。

 

 

 

以前にもあったケースですが、私道に面する住民全員に所有権が割り当てられていました。

 

所有権は私道を短冊状に細切りにしたように、公道まで続いています。

 

こうした私道の場合には、所有者との人間関係が特に重要になります。

 

もし万が一、変わった人が所有者の一人になっていた場合、その人の所有する私道部分を工事の為に掘り起こすことを承認しないことも考えられます。

 

土地に新たに排水管や給水管、ガス管などを引き込みたくても、その人の私道部分を掘らないと工事が出来ない場合、嫌がらせなどで許可しない可能性もあります。

 

こうした事を事前に防ぐ為に、購入前に承諾書をとるなどしないと、安心して購入することが出来ません。

 

このように「私道負担」には様々な問題が発生するリスクもあるので、事前に調査や承諾を取ってから購入するようにしましょう。

 

 

────────────────────────

<編集後記>

 

先月は毎年会社で企画している「田んぼ学校」の田植えでした。

 

コロナあけで懐かしいお客さまも沢山参加してくれて、お子さんも大きくなってお兄ちゃんやお姉ちゃんになっていて、

 

なんだか久しぶりに親戚の子に会った懐かしさを感じて嬉しくなりました。

 

 

この田んぼ学校ですが、元々は僕が知り合いの紹介で鴨川の棚田保存のために、毎年田植えを手伝っていたことが始まりでした。

 

僕自身、家づくりの仕事をしているので、物作り、特に食に関わる「生み出す」「つくりだす」という事から学ぶことが沢山あると思っていて

 

そうした意味で稲作や畑を体験することがとても大切だと感じています。

 

毎年参加するながでも学びや気づきが沢山あったので、15年くらい前から会社として取り組み、

 

現在は東武動物公園の横の田んぼで体験させて頂いており

 

今ではお客さまや一般の方にも広く体験してもらうことが出来るようになりました。

 

とある参加者のお父さんに

 

「貴重な体験の場をありがとうございます!」

 

と熱く感謝して頂き、僕たちも毎年開催する意義を実感して嬉しくなりました。

 

稲作体験には食育という意味もあるのですが、僕はもう1つの大きな意味を感じています。

 

子供は小さいうちに様々な雑菌に触れることで、免疫を強くしていくと言われています。

 

稲作を通じてどろんこになることで、より元気にすくすくと育って欲しいという想いもあるんです。

 

秋には黄金色の稲穂を皆さんと刈り取るのが今からとっても楽しみです!

 

 

 

 

 

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