皆さんこんにちは。
駿河屋の九代目 一桝です。
国産材が外材(海外からの木材)に押されるようになってから長らく、政府は国産材を積極的に利用するための後押しをしています。
地方の公共建築物なども、その地域の木材を積極的に活用しています。
避暑地などで「森の〇〇館」など、自然体験型の施設を見かけたことはありませんか
このような施設は地元の木材をふんだんに使っていますので、中に入ると木の香りがします。
皆さんも体験したことがあるのではないでしょうか。
この「木の香り」ですが、僕が感じるのはちょっと違います。
こうした建築物は役所の指定した木材、乾燥方法、含水率など(水分)を守ったものです。
どちらかというと「ガチガチに管理され決められた材料」です。
その為、乾燥は機械でしっかり行いますので、木の特性である「反り」「割れ」などが極端に少ない材料といえます。
木材は乾燥させることで「安定」した「建材」となりますが、その代償として
「木の本来の魅力が失われてしまう」ということを知っておかなければなりません。
木材本来の魅力である「香り」や「色艶」は、機械で強制的に乾燥させることで失われるのです。
公共建築物であれば、なによりも素材として「安定している」ことを求められるからやむを得ないのですが、自宅では「ある程度安定」していれば全く問題ありません。
それよりも木本来の魅力である「香り」「色艶」を残す方法のほうが断然オススメです。
その方法は昔ながらの「新月伐採」「天然乾燥」「葉がらし」で行った木材です。
こうした木材は色も鮮やかでツヤがあり、しっとりしていますし、香りも全く違ってきます。
木材の乾燥方法にはいくつかありますが
高温乾燥、低温乾燥、燻蒸乾燥などさまざまで
これらの人工的な乾燥方法は、香りが抜けたり、悪くなったりします。
これは実際に比較してみないとわかりません。
先にお話しした「森の〇〇館」は僕が感じる印象ですが
「焚き火のあとのような香り」
です。
自然乾燥した木材は、人工的なものと比べると比較になりません。
特に杉の赤身をつかった寝室は、睡眠の質が全く違ってきます。
プロは頭を活性化するような勉強部屋や仕事部屋はヒノキ
心を落ち着かせる寝室などは杉を選びます。
僕の家はリビングの壁一面に杉の赤身を使っています。
当然、自然乾燥した木材です。
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<編集後記>
皆さん、お盆休みはどちらかいかれますか?
今年は「災害級の酷暑」と言われていますので、どこに行くにも暑さ対策は十分にしていきたいですね。
ちなみに僕は、毎年の盆休みには、大好きな沢登りのために数日間、山に入って焚き火とイワナの日々なのですが
今年はなんと「韓国」に行ってきます!!
初韓国!まったく「行く国リスト」には入っていなかったのですが
30代のころとってもお世話になった方が、韓国にも家を買ったということでお誘い頂きました。
韓国は娘が大好きで、娘は年に一度くらい行っているようですが、
その娘に
「夏の韓国って涼しいの?」
と聞くと
「日本とかわらない」
とのこと!
韓国料理は大好きなんですが、暑い時期になんでわざわざ!!
と言いたいですけど、その方にせっかくお誘い頂いたので行ってきます!
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千葉 習志野市、鎌ヶ谷市、柏市、松戸市、市川市、浦安市、船橋市
埼玉 三郷市、八潮市、草加市、越谷市、鳩ヶ谷市、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市、和光市、浦和区
神奈川 川崎市
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