皆さんこんにちは。

 

駿河屋の　一桝です。

 

 

 

マンション管理は、築１０年程度ではあまり違いがわからないのですが

 

築２０年以上になってくると、徐々に近隣マンションとの差が出てくると言います。

 

とはいえ、管理状況に問題があるからといって、簡単に引っ越しを繰り返すこともいかないと思うので、物件選びは慎重に進めたいものです。

 

では、管理状況を判断するうえで、実際に現地でどこを見たらよいのでしょうか。

 

最初の内見の際には、売主側から詳しい内部事情まで報告されないため、まずは目に見える部分を確認します。

 

それも、お部屋の内部ではなく、共用部をしっかりと見る必用があります。

 

 

 

〇ゴミ捨て場

 

内見でゴミ捨て場を見に行く人は少ないかもしれません。

 

私は内見の際に、少し早めに現地に行って、建物の外観や共用部、駐輪場やゴミ捨て場などを見て回ります。

 

きちんと分別されているか、粗大ゴミが放置されていないか。

 

特にルールに関する厳しい張り紙などがあったりすると、ルール違反の人がいて問題になっているかもしれません。

 

マナーの悪さはゴミ置き場にも現れます。

 

 

 

 

〇ポスト、掲示板

 

期限の過ぎた掲示物が貼られたままだったりすると、管理が行き届いてないかもしれません。

 

また、乱雑な掲示も管理会社や管理人の意識を反映します。

 

住民の問題行動やマナー問題などの注意文章の掲示があると、モラルのない人がいて問題になっていることがあります。

 

以前、内見でいったマンションではないのですが、とある都心のマンモスマンションでポストの放火や、他の住居への果物の投棄などが掲示されていて驚きました。

 

管理組合や住民がかかえている問題が掲示板には現れています。

 

 

 

〇自転車置場

 

放置自転車や、マナーの悪い駐輪などが放置されていないか。

 

自転車置場を見ると、マンションの管理に対する意識が見えてきます。

 

 

 

 

〇エレベーター

 

エレベーター内部の「匂い」を確認してください。

 

ペット可マンションでも、ペット臭のするマンションはルール化されておらず、ずさんな管理かもしれません。

 

また、落書き、キズつけなど荒れた印象がないか見るようにしてください。

 

 

 

〇植栽

 

マンション敷地内の植物の剪定が、きちんとされているか。

 

されていなくても、近々剪定されれば済む程度なのか。

 

マンションの管理組合は財政難になると、清掃頻度や植栽の剪定頻度を伸ばしてコストダウンを図ります。

 

植栽が荒れすぎていたら、管理費不足のために頻度を下げているかもしれません。

 

 

 

内見の際には上記を意識してみてください。

 

こちらが問題無く、内見した物件も気に入った場合には、次のステップとして「重要調査書類」を取り寄せ、

 

マンション管理組合の財政状況や管理費の滞納、建築確認書類の有無など、より詳しい調査に入っていきます。

 

 

 

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＜編集後記＞

 

先日完成したマンション購入＆リノベのお客さま。

 

ご主人が北海道の旭川のお生まれでした。

 

無垢のテーブルの製作もお願い頂いたので、

 

数年前に原木で買い付けておいた旭川のカバの木にしました。

 

製材して乾かすために保存しておいた板をいくつか見て頂き、一番気に入ったものを選んで頂きました。

 

特に、「耳」と呼ばれる原木の樹皮側をそのまま残したテーブルで、木の持ち味がしっかり残してつくりました。

 

 

カバの木は、木目もハッキリしていて、オイルを塗ると少し銀色に光るような木目です。

 

堅木（かたぎ：固い木、広葉樹、ハードウッドとも呼ばれる）の中では、クリと並んで僕が好きな木のひとつです。

 

「耳」を残したテーブルは、あまり分厚いとやぼったくなるので、

 

スタイリッシュなアイアンの脚に合う様に、若干薄くつくりました。

 

それがもうとっても良い！

 

僕が欲しいくらい！

 

当然ながらお客さまにはとてもとても気に入って頂けました。