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珪藻土選びを間違えると調湿効果や断熱・消臭効果など期待される効果が得られない

RELEASE:2016.01.04     UPDATE:2016/12/07
CATEGORY:ブログ, 社長ブログ, 自然素材
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珪藻土は呼吸する壁などと言われていますが

漆喰も同様に呼吸する壁と言われます。

 

「呼吸する」とはつまり、湿気を吸ったり吐いたり

湿度を調整してくれる機能の事を指します。

 

 

湿度を調整するということは

湿度を調整するということは

 

湿度を調整してくれるということは

室内の余分な湿気があるときは吸収し

乾燥してきたら湿気を放出し

室内の湿度をある程度一定に保ってくれる

ということです。

 

理想の室内湿度は50%

理想の室内湿度は50%

 

住宅内部の理想の湿度は50%です。

理由はコチラのブログ

「健康的な住環境には湿度とウイルス、カビ、ダニなどの関係を知る」

で詳しく説明しておりますが

カビやダニの発生と

インフルエンザなどのウイルスなどの影響を受けない為に

湿度は50%前後にするのが理想です。

 

珪藻土に頼った室内湿度

珪藻土に頼った室内湿度

 

こうした珪藻土の吸放湿機能に頼るだけだと

およそ40%から70%くらいまでの範囲で

湿度が推移していきますが

過度な加湿を行うと

珪藻土でも万能ではありませんので

結露などが発生してしまいます。

 

調湿効果を過度に期待するのではなく

理想の湿度付近に安定させるための

素材だということを認識しながら

 

加湿などは意識して調整することを

おすすめします。

 

漆喰は珪藻土ほど調湿しない

漆喰は珪藻土ほど調湿しない

 

漆喰が調湿するというのは

正解であり不正解でもあります。

 

昔の住宅は土壁をつくり

表面を漆喰で覆っていました。

 

その時代の壁は漆喰と土壁で出来ており

そうした複合的な素材が全体的に

湿度を吸ったり吐いたりしてくれていたのです。

 

つまり土壁と漆喰で調湿していたのです。

なので、現代住宅のように石膏ボードの上に

漆喰を塗ったとしても、

土壁併用のような調湿効果は期待出来ない

ということです。

 

その調湿機能を比較しても

珪藻土のほうが高いと言えます。

 

珪藻土には2種類ある

珪藻土には2種類ある

 

僕がいつも珪藻土には2種類あると

お話しをしていますが、

これを間違えると期待した効果が得られない

可能性がありますので

しっかりと知っておいて下さい。

 

旅館などの料理は

小さな七輪に乗っていますが

これも珪藻土で出来ています。

珪藻土は断熱性に優れているので

こうした用途にも使われますが

 

浄水や土壌改良にも使われる珪藻土も

本州から南で採掘されたものです。

 

これらも珪藻土には違いがないのですが

住宅内部の素材として適しているのは

稚内で採掘されたものです。

 

詳細はこのブログ

「珪藻土で後悔しない為に『本物』と『偽物』と『裏側』を知って正しく選ぶ」

を読むと理解出来ると思いますが

要するに稚内で採掘した珪藻土を使い

樹脂などの不要なものは混入していないものを

選んで下さいということです。

 

今日の「わかった!」

今日の「わかった!」

 

漆喰も珪藻土も調湿効果があると

一般的には言われていますが

効果を期待するためには

稚内産の珪藻土を選ぶことが大事です。

 

しかし、良い素材を使っているとしても

樹脂など化学性のものを含んでいるものは

避けなければなりません。

 

それは湿度を調整するという

住まいが心地よくなる効果が

低い可能性があるからです。

 

また、漆喰はそもそも調湿効果が

高い素材ではなく

土壁と一緒に使われていたことから

調湿効果が高いように感じられています。

 

現代住宅は石膏ボードに塗ることが

ほとんどの為に、土壁併用ではないので

漆喰仕上げの調湿効果は

どうしても珪藻土よりも低いと言えます。

 

住環境の湿度を50%に維持しやすい

室内仕上げは稚内産の珪藻土なので

そこを間違えないようにしないと

期待した効果が得られない、低い

などということになってしまいます。

 

こうした珪藻土を正しくつくり

正しく施工すれば

室内空間は全く違ったものになります。

 

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<編集後記>

 

山に入るための食料は

どうしても保存料や添加物の多いものになりがちです。

 

なので普段は万能酵母液で腸内美男子の僕ですが

腸内不細工男子になって下山してきます。

 

万能酵母液を飲む生活に戻って5日程度すると

やっと良い腸内環境に戻ってきます。

 

その違いはあまりにも健著なので

正直ビックリしてしまいます。

 

でも、万能酵母液を飲まなくても

正しい発酵食品を普段から摂取していれば

腸の調子はとても良くなります。

 

今年はぬか漬けにチャレンジして

毎日美味しい漬け物を食べるのが

今年の密かな目標です。

 

 

 

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