皆さんこんにちは。
駿河屋の九代目 一桝です。
このメルマガを読んで下さる皆さんは、塗料の質にもこだわりたいと考えているのではないでしょうか。
そうしたときに目にとまるのが「自然塗料」という商品
この「自然塗料」とは、どういったものなのでしょうか。
完全な天然由来成分だけでつくった塗料なのか?
文字だけで考えると100%自然由来に感じます。
「自然塗料」で検索して出てくるのは、ヨーロッパなどの塗料メーカーのものだったり、国産の塗料だったりしますが、
やはり顔料の定着などで重金属を使っていたり、揮発性の化学物質を使っていたり様々です。
僕は実際に製造している工程や添加された物を見せてもらったことがありますが
大手のメーカーなどは、塗料の調合や原材料まで、当然ながら明らかにしてくれません。
塗料の生命線は配合だったり添加だったりするので内容物をちゃんと教えてくれるところは
ほとんどありませんでした。
一体どうしたら、自然由来であると判断が出来るのかと色々と悩んだ時に、現場監督2年目だったころの経験を思い出しました。
とある高級住宅の新築現場にいた僕は、設計のセンパイに
「天然成分100%の塗料」
として手渡されたのが、ある有名なヨーロッパの塗料メーカーの商品でした。
「天然成分100%なら、飲んでも平気だから一桝、おまえちょっと飲んでみろ」
と言われ、センパイからの指令は絶対だったので
「はい わかりました!」
と少しだけなめてみたのですが、散々なめにあいました。
口の中は溶剤の香りが一杯広がりしばらく具合悪く仕事になりませんでした。
よく考えると、香りもややアヤシイ
天然成分100%では絶対ないと思いました。
そんな経験から、塗料は必ず香りや味を確認して判断するようになりましたが、
あのときのように飲み込んだりはしません。
わずかに舐める程度です。
あやしいものは、たいがい香りがおかしいので舐めるまでには至りません。
結局、「天然系塗料」と呼ばれるもので唯一僕自身が問題無かったのが「荏胡麻油」だけでした。
なので、僕は汚れなどから守る為に塗装をする際は荏胡麻の油を使っています。
過去のブログは、天然塗料についてちょっと詳しい話しを書きましたので興味あるかたは是非読んでみてください。
着色したい場合の顔料のことにも触れています。
ブログ
「植物油と顔料を使ってリフォームやDIYで塗装を楽しむ」
https://surugaya-life.jp/blog/vegetable_oil_renovation/
「自然系塗料」や「自然塗料」本当に安心できるのはどんな塗料?勘所を伝えます。
https://surugaya-life.jp/blog/natural-paint201607/
東京 23区(墨田区・台東区・品川区・渋谷区・新宿区・杉並区・世田谷区・中央区・千代田区・豊島区・中野区・練馬区・文京区・港区・目黒区・足立区・荒川区・板橋区・江戸川区・大田区・葛飾区・北区・江東区)、三鷹市、調布市
千葉 習志野市、鎌ヶ谷市、柏市、松戸市、市川市、浦安市、船橋市
埼玉 三郷市、八潮市、草加市、越谷市、鳩ヶ谷市、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市、和光市、浦和区
神奈川 川崎市
東京 : | 23区(墨田区・台東区・品川区・渋谷区・新宿区・杉並区・世田谷区・中央区・千代田区・豊島区・中野区・練馬区・文京区・港区・目黒区・足立区・荒川区・板橋区・江戸川区・大田区・葛飾区・北区・江東区)、三鷹市、調布市 |
---|---|
千葉 : | 習志野市、鎌ヶ谷市、柏市、松戸市、市川市、浦安市、船橋市 |
埼玉 : | 三郷市、八潮市、草加市、越谷市、鳩ヶ谷市、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市、和光市、浦和区 |
神奈川 : | 川崎市 |