皆さんこんにちは。

駿河屋の　一桝です。

東京にも旅行に出かけて良い空気感となりましたが、皆さんのご両親はどう感じているでしょうか。

新型コロナウイルスに若者は感染しても無症状や軽症なので、気づかずに出かけてしまう人もいるといいますが、高齢者は症状が悪化するリスクが高いそうです。

人混みは感染リスクが高いですし、個室での食事や車での移動だとしても「全体安全」とはいえません。

僕の両親も実家で健在ですが、昭和３年生まれの父は外出の機会が減ってからずいぶん歳をとったように見えます。

以前はこの歳でも高齢者福祉施設にいって、ハーモニカを吹くボランティアを、自分よりずいぶん年齢の下の方たちに聴かせていました。

妻の両親も千葉の実家に２人で住んでいますが、やはり旅行や外食などは控えて、近所の散歩で体力維持に努めています。

先日、久しぶり子供たちを連れて顔を出してきましたが、こちらの感染の可能性が不明なので、生存確認程度でお茶を頂いて帰ってきました。

これから冬にかけて、再び感染が再度拡大していった場合には、もしかしたら来年の春ぐらいまで会えないのではないか？

そんな事も頭をよぎりました。

高齢者が運動不足になる原因は、家にもあるのをご存じでしょうか。

家の断熱性能とあたたかい場所をどこまでにするかによって、行動範囲が決められてしまうからです。

特に古い木造住宅は寒く、リビング・ダイニングに使う部屋しか暖めていないことがほとんどです。

特に「こたつ」は要注意です。

こたつに根が生えたように動かない高齢者は、運動量が激減します。

しかし、暖房機器が灯油などの場合には、高齢の両親の事故も気になりますよね。

そうした場合には、ガスファンヒーターなどが良いかもしれません。

灯油などのストーブよりも安心です。

エアコンを併用するのもお勧めですが、乾燥に注意しなければなりません。

僕の妻の実家も古い木造住宅です。

こうした住まいは、１階で生活しながら暖房をすると、温かい空気は２階から２階の天井の隙間を抜けて外にでていきます。

その代わり、１階の隙間から冷たい空気がどんどん入ってきます。

これは家全体が煙突のようになってしまうからです。

そこで、２階に行く階段にカーテンを作って、温かい空気が２階に行かないように工夫しています。

こうすることで、１階の隙間から外の冷気が入ってくることが防げます。

高齢者の住まいは、なるべく温かい場所を多くして、日常生活で動く習慣を冬場に止めないことがとても大切です。

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