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日常の疲れやストレスを週末に持ち越さない「寝室」のつくりかた

RELEASE:2017.06.19     UPDATE:2017/06/17
CATEGORY:ブログ, 健康, 社長ブログ, 自然素材
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「日頃の疲れが週末まで残っているので、週末はたいがい家で寝ています」

「週末こそ遊びに行きたいのに、仕事が遅くて疲れがたまってしまう」

 

今日はそんな方へ向けてお話しをします。

 

こんにちは。駿河屋の一桝(いちます)です。

 

今日の目的とゴールは

 

「日常に疲れやストレスを週末に持ち越さない『寝室』のつくり方」

 

を理解することです。

 

 

 

日本人の睡眠の質は低下している

 

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厚生労働省の調査によると、日本人の睡眠の質は低下していることがわかっています。

 

睡眠で休養が取れていない割合は

 

2009年 19.4%

2012年 16.3%

2014年 21.7%

 

と多少変動がありますが、睡眠で休養が十分に取れていない人は増加傾向と言えるでしょう。

特に「新築住宅の取得時期にあたる30代、40代の十分な睡眠がとれていない人が多い」と専門書で触れられていたりしています。

 

国は国民の健康に関する施策として、睡眠が十分にとれていない人の割合の減少を15%以下に抑えることを目標に掲げています。

 

 

住まいで一番大切なのは寝室

 

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住宅の中で一番大切にしたいのは、ついつい家族の団らんから「リビング」という声が聞こえてきそうです。

 

たしかにリビングは家族が集うコミュニケーションの大切な場所です。

コミュニケーションを取る場としては優先順位は一番なので、キッチンの向きや窓の位置、家具の配置計画や照明計画など、様々な側面から十分に考えて計画をしなければなりません。

 

しかし、違った側面、すなわち「健康」を考えるうえでは、優先順位は「寝室」のほうが高いと言えます。

 

その理由は滞在時間です。

 

住宅内部での滞在時間が一番長い部屋は寝室です。

当然、一日の睡眠時間は一日の1/3から1/4程度が一般的と考えても、リビングで過ごすよりも寝室で過ごす時間の方が、年間通じて圧倒的に長いはずです。

 

また、睡眠は健康と密接に関係しています。

いかに睡眠の質を上げるかによって、日頃の健康度は大きく変わってくると言えます。

 

なので寝室は住宅の中で一番大切な場所と言えます。

 

 

 

あまり重要視されてこなかった「寝室」

 

皆さんの自宅の寝室は、どんな部屋ですか。

 

マンションであれば、北側の廊下に面した部屋が多いかもしれません。

そうした場所は寒かったり、結露したり、暗かったりしませんか。

 

素材も合板やビニールクロスなど使われるのが一般的ではないでしょうか。

 

たしかに、「夜、寝るだけだし」という考え方もあります。

しかし「日頃の疲れをリセットする」という視点で考える「寝室」は、どうつくればいいのでしょうか。

 

 

 

日常に疲れやストレスを週末に持ち越さない『寝室』のつくり方

 

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日常の疲れやストレスを週末に持ち越さない「寝室」の作り方は、おおよそ下記の通りです。

 

1)無垢の床(新月伐採・葉がらし天然乾燥材 ゼロホルムアルデヒドで施工)

2)稚内産珪藻土(50%以上・化学物質含有ゼロ)の壁

3)オーガニッククロスの天井(澱粉糊で施工)

4)コンセントはなるべく離れた位置で電磁波から避ける

5)東向きの窓が理想的

6)色彩は落ち着いた色を選ぶ

7)電球色の間接照明

8)50db以下にする防音対策

9)除菌剤や消臭剤の多用は避ける

 

 

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寝室にも無垢の木を使った床、特に新月伐採、葉がらし天然乾燥の杉やヒノキで床をつくります。

 

壁は稚内産の珪藻土が本州のものより調湿効果が高くてよいと思います。

 

含有量は50%もあれば十分です。80%以上のものでも構いませんが、コストをバランス良く配置するなら、水回りなどに高い含有量のものを使うほうが理にかなっています。

 

本物の珪藻土について詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみると良くわかると思います。

 

珪藻土ならなんでも同じは大きな間違い。後悔しない珪藻土の本物を選ぶ肝心なこと2つ

 

天井まで珪藻土にする必要は無く、オーガニックの布クロスを澱粉糊で施工するこをオススメします。

 

コンセントなどは極力ベッドから離してください。

枕元でスマホの充電をしながら寝る人がいますが、おすすめできません。

理由は私が以前に書いたこの記事を参照してください。

 

電磁波「電磁場」「電磁界」を理解し避ける具体的方法

 

窓はできれば東向きで、朝日が入る部屋が理想的です。

 

全体の色彩はトーンを抑えた色調にしてください。

 

照明は電球色にして、天井から照らすというより、壁を照らす間接照明が良いでしょう。

 

音が気になるような部屋であれば、防音措置や二重窓などで対策し50db以下にしてください。

 

消臭剤や除菌剤は、菌から身を守る上で使いたい気持ちもありますが、菌を殺す成分は、人にも害があるはずです。

こうしたものは便利ですが、正しくバランス良く付き合って、あまり多用しないということも大切です。

 

 

 

今日の「わかった!」

 

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近年、睡眠の質の悪化が問題となっていますが、5人に一人は現在の睡眠に満足していない状況です。

 

睡眠の質は体の健康と密接な関係にあるとても重要なものです。

 

特に現代社会は、以前よりもストレス社会と言われており、雇用環境も悪化していますし、職場から受けるストレスも多様化してきています。

 

そうした中で、日々の疲れを自宅でしっかりとリセットすることは、余暇を満喫して精神の健全性を保つうえでも、とても大切なことがわかると思います。

 

その為には、寝室の環境を無垢の床や珪藻土などで、湿度を50%前後に保ったり、化学物質を排除することで、より深い眠りとすることで、睡眠の質は大きく改善することになります。

 

化学性の薬品を多用しないということも重要です。

 

現代の住環境では、こうした薬品などが多用されていますが、こうしたものが意外にストレスになっています。

 

薬品を極力少なくして、携帯の充電を枕元から遠ざけるだけでも眠りの質の向上を実感する方もいます。

 

睡眠の質が改善されれば、毎日の疲れを毎日自宅でリセットすることができるので、週末は家族や友人と楽しく出かけて気持ちをリフレッシュさせることができるのではないでしょうか。

 

日頃の疲れがどうも取れないという方は、是非参考にしてみてください。

 

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<編集後記>

 

海外出張から戻ってきました~!

業界の視察研修旅行でアメリカ本土に行ったのですが、友人や義理の弟夫婦にも会うことも目的の1つでした。

 

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時差が13時間もあるので、時差ぼけが大変ですが、仕事は頑張っています!

 

ブログやメルマガで何度も言っている僕の夢の1つに「バックパッカーになって世界を旅する」ことがあります。

 

その為に、去年の宅建はさっさとケリを付けてたので、今年2月から英語の勉強に取り組んでいました。

 

全くゼロベースからのスタートだったのですが、6月のアメリカ出張までにある程度話せるようになりたかったので、朝の仕度の時間に、スマホで初心者英語のCDを聞きながら、ブツブツしゃべる練習をしていました。

 

その成果としては、困らない程度に話しが出来るようになっていました!

リスニングと発声をしていたので、発音なんかも結構通じるようになっていて、勉強の成果も実感できた充実した出張となりました。

 

この6月の出張時の目標に「英語を話す友人をつくる」ということを掲げていたのですが、残念ながらそちらは叶いませんでした。

 

でも、僕と同じ雪山好きの、埼玉県の高校の英語教師をしているフィリピンの方とSNSを通じて知り合うことが出来て、今年は一緒に登ろうと盛り上がっています。

 

雪の降るころまでに中級英語の勉強をなるべく進めながら、SNSで指導してもらい、雪山を英語で会話しながら登れたら楽しいだろうなぁ~!

 

 

 

 

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