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物件購入の「重要事項説明」は余裕をもって聞きましょう

RELEASE:2020.03.24     UPDATE:2020/03/21
CATEGORY:ブログ, マンションについて, 不動産売買, 戸建住宅について, 社長ブログ
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皆さんこんにちは。
駿河屋の九代目 一桝です。


不動産の購入は初めての方が多いものです。

なので「よくわからない」のが当たり前。
だからといって全て不動産会社の
担当者任せではいけません。

あとで

「聞いてなかった!」

という内容に気づいても時すでに遅しです。

業界では当たり前だと思っていて、
説明不足になっている事もありますし、

相手は不動産のプロですので
あとでこちらが文句をいっても
法律的に問題なく処理されてしまいます。

なので、

契約前に物件の重要な内容の説明を受ける
重要事項説明書の説明は、
慌ただしい契約日当日ではなく、
事前に時間をとって、
よく理解するまで説明を受けてください。

難解な重要事項説明書

重要事項説明書の説明はウィキペディアには以下のように記載されています。

重要事項説明書

重要事項説明(じゅうようじこうせつめい)とは、売買契約・貸借契約・委託契約に際して重要事項説明書に基づき、契約に関する重要事項を消費者に対し説明すること。宅地建物の取引、保険の販売、マンションの委託契約、建築設計契約などに重要事項の説明がある。
(wiki)


ウィキペディア内の「重要事項説明書の意義」にもかかれていますが、
不動産売買契約のトラブルの多くは
「そんなことは聞いてない!」
ということで問題になることが多く、

そうしたことを防ぐために
「重要事項説明書」を作成し
宅地建物取引士が説明したあと
売主、買主双方が署名捺印をすることになっています。

素人に説明することを目的とした
重要事項説明書ですが、
書いてある内容はとても退屈で難しく、
しっかり聞いていても理解しづらい
内容がところどこあります。

通常は随所で理解を確認しながら
説明をすすめますので
1時間くらいかかるものです。

事前に懸念事項はあるていど
不動産担当者間でやりとりしているので、
買う側にもそうした諸問題は
説明済みであることが多いです。

しかし

事前に聞いていなかったことが
重要事項説明書に小さく
書き加えられていたりすることもあります。

内容によっては

「え!そんなことなら買うのやめた!」

となるかもしれません。
そのための最終判断をするのが重要事項説明書なのです。

不動産業界の慣習


ある不動産会社の方から聞いたのですが、
この業界に入った時に先輩に教えられたことが、

「重要事項説明書は一気に読め!」

だそうです。

重要事項説明書の説明を受けて、
いちいち疑問の答えるのも大変だし、
お客さんの気が変わったら
せっかくの契約が無くなってしまうからだそうです。

重要事項説明を契約日当日の
契約1時間前にはじめておこなう
という会社もたくさんあります。

本当は別の時間をとって事前に説明を受け、
プロのアドバイスとともに
じっくり考えなければ判断のつかない内容もあります。

契約当日に説明をうけて

「この内容で大丈夫なんだろうか」

と思ったとしても、
契約相手や相手の不動産会社の
営業マンも来てますのでいまさら

「やっぱりやめた!」

とは言いづらい・・・。

こうして不利な条件で契約してしまってもあとの祭りです。
ではどうしたらよいのでしょうか。

重要事項説明書の内容は事前に!

まずは

「信頼できる不動産屋さんに頼む」

ということが大前提です。

厳密にいうと

「信頼できる宅地建物取引士に頼む」

ことです。
物件の良い面、悪い面を両方
きちんと説明してくれる人です。

だましたり、省略したり、手を抜いたり
しない人をみつけてください。

重要事項説明の前にも
物件の懸念事項を随時教えてもらい
重要事項説明の当日は事前説明内容の確認
という形が一番よいとおもいます。

当然、重要事項説明のタイミングは
契約日当日ではなく遅くても前日までに
済ませてもらうようにしてください。

ただし売り主側の不動産会社に
すごくせかされることが多く、
書類作成期間がとても短いなかで、
契約日の一週間前までに調査が終了し、
書類が完成して説明を行うということは
けっこう難しいものです。

それでも遅くても前日には詳しく説明を受け、
最終判断をする時間を確保してください。

今日の「わかった!」

重要事項説明を当日に行うのは
不動産業界の悪しき慣習です。

重要な内容を当日言われても
判断がつかないこともありますし
数十分後に契約相手が来るとしたら
いちいち質問などしづらいものです。

全ての不動産担当者がそうだとはいいませんが
善良な不動産担当者が重要事項説明を
まえもって行うなどと言ったら、

「買い主の気が変わったらどうするんだ!」

と会社の上司や先輩に反対されるかもしれません。

担当者は誠意ある方に
お願いしたいのは当然のことですが
会社自体の道徳意識も判断しなければならないとしたら
不動産購入は本当に難しいですよね・・・。


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<編集後記>

先日は、僕の快気祝いで家族で焼肉。
息子が春休みで帰ってきてるので、肉ばっかりリクエストされます。

僕も口腔内治療が終わり、
やっと肉をかみしめて食べられる身分になりました~♪


そこで取り出したのがコレ!


みずほ銀行の担当者さんに付き合いで毎年買わされています!

「そんなの当たるわけないじゃん!」

という否定的なカミサンですが

「じゃあ当たったら一銭もあげないかんね!」

と大見得を切ったのですが・・・

やっぱり今年も300円当選でした・・・・。



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