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こんにちは。駿河屋の九代目当主一桝（いちます）です。

都心でも11月に雪が降ったりと、去年よりも冬が早いですね～。

それでは、今月も子育てママにお役にたてる、大切なこと、発信します！

【完成住宅と注文住宅の違いはなにか】

完成している住宅、つまり分譲住宅や分譲マンション、もしくは中古再販と呼ばれる、中古物件をリノベーション（フルリフォーム）して販売されるものを指します。これは、販売側が考えた「売れる」と考えてつくられる住宅です。

反対に完成していない住宅、つまり注文住宅やリノベーション前提の中古住宅、中古マンションなどがそうです。

そもそものスタートラインが違うので、全く違うと言っても過言ではないのですが、では具体的にどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

「完成住宅」のメリットとデメリット

広い購買層を狙っているので、ごくごく一般的に作られています。可もなく不可もなくと言えるでしょう。間取り的に考えても極端に住みづらいこともありません。万人が住んで「こんなもんでしょ」と思えるレベルです。また完成しているので、色々と考える必要がありません。色々考えたり決めたりするのが面倒くさい方にむいています。すぐに買えるのも魅力です。消費税増税などの駆け込み需要などにも便利です。

しかし、誰にでも住めるつくりなのでオリジナリティーはありません。吊しのスーツと同じでどこかしっくりは来ないかもしれません。新築マンションなどは広告宣伝費が含まれているので割高感があります。

「完成していない住宅」のメリットとデメリット

どうしても決めること、考えることが多く、打合せの時間もとてもかかります。せっかちな人には向いていません。フルオーダーなので値段も完成品と比べれば高くなります。しかし家族でじっくり話し合うことによって、お互いを理解するきっかけになる事も多いようです。世界で唯一のアナタの家族の為の住宅なので、オーダースーツのような住み心地です。間取りも家族が十分にコミュニケーションがとれるよう考えて作ることで、家族の親和性を意図的に高めることが出来ます。しかし、考えれば考えるほど、魅力的な仕様に気持ちが移るので、だんだん高くなる傾向があります。予算が許すのであれば高くなるほど満足度も高くなるようです。ご自身がこだわる部分に予算を投下して、それ以外の部分はコストダウンをはかることが出来るので、バランスよく満足できる家になります。

結局どっちがいいの？と聞かれても、その人それぞれの価値観や住宅を求めている状況にもよるので、なんとも言えないところですが、ひとつ重要な事があります。

それは、「間取りは行動を制約する」ということ。

どういうことかというと、家の間取りによって、毎日の行動が決められてしまうということです。つまり、家族とのコミュニケーションを密にすることを意図的に考えてつくられた間取りと、そうでない間取りでは、明らかに家族関係が変わってくるということ。

実際に少年犯罪の発生する間取りというものもあります。よく言われることは、「リビングを通らずに子供部屋へ出入りできる間取りはよくない」なんて聞いたことありませんか？これは間取りを語る上でのある一例ですが、「間取りは行動を制約する」という大きな力を秘めていることを忘れないでください。

+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+【　あ　と　が　き　】+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+

11月に雪が降りましたよね～。僕は雪山登山や山スキーが大好きなので、この時期はソワソワしているんです。それが急に雪が都心でも降ったものですから、もうテンション上がってしまって、「去年ガマンしたパウダースノー用のスキーを見にいっちゃお♪」と小川町界隈をウロウロしてしまったのですが、やっぱり買ってしまいました！パウダースキー用の幅広スキーを！これを担いで山を登ってスキーをするのが今から楽しみなのですが、宅建試験の勉強で運動不足！先日は雪の降った八ヶ岳にトレーニングに行ってきました。少し早い冠雪なので紅葉と雪のコントラストも素敵でしたよ。ん？宅建は合格したのか？それがまだ発表じゃないんですよー！ドキドキ