皆さんこんにちは。
自然素材・天然素材の老舗
厳選素材住宅の駿河屋 九代目の一桝です。
毎月、駿河屋から郵送でお送りしているニュースレター「空まめの木」に
同封させて頂いている「子育てママに贈る自然素材住宅塾」ですが
こちらでもバックナンバーを配信させて頂いております。
今回はVol.34です。
**********************************************
皆さんこんにちは!駿河屋の九代目当主一桝(いちます)です。最近、人工香料の入った日用品が多くなりましたね。特に柔軟剤の香りが強いひとって身近にいませんか?こうした事は、実は子供の正しい嗅覚をダメにしてしまう可能性があるんです。それでは、今月も子育てママにお役にたてる、大切なこと、発信します!
【柔軟剤の入れすぎも注意!香害は子供の嗅覚をダメにする】
皆さんは洗濯の際に柔軟剤を入れていますか?洗濯物がふんわりするのは、肌触りを良くさせますが、4人に一人は適量の2倍を入れているという調査結果もあります。
香水のキツイ女性が電車やエレベーターに乗ってくると、周囲の人はビックリして避けますが、柔軟剤もそれと同じです。特に化学物質過敏症やその予備軍の方にとっては、とてもツライ匂いなのです。世間ではこれを「香害」と呼んでいます。
現代社会は匂いを消す為の消臭剤や、芳香材、除菌剤や殺虫剤に防虫剤。様々な化学物質が蔓延しているのが実情ですが、もはや全て無くす生活は、一般消費者では難しい世の中になりました。町に出れば、柔軟剤の香りが溢れ、たまに強烈な人もいるくらいですが、当の本人は全く気づいてないばかりか、匂いに鈍感になり、ますます強い香りをまとうこととなります。なので冒頭でお話ししたように、4人に一人は柔軟剤を規定量の2倍を入れているという調査結果が出てくるのだと思います。
北九州市立大学国際環境工学部助教授であり農学博士の森田洋先生は、畳のイ草の研究で有名な方です。先生の研究室には当然ながら、イ草のサンプルなどが多く、研究室の香りはまさにイ草の清々しい香りに包まれています。しかし、最近の学生は畳の香りある住まいに住んでいないことも多く、幼少期からイ草の香りを知らないらしく、研究室に入るなり「くさい!くさい!」と言うそうです。
味覚は幼少期からの学習によって、苦みや旨みなどを覚えると言われていますが、香りに関しても全く同じで、幼少期から様々な香りを学習させることが、とても大事だと言っています。
別の話では、ヒノキの香りを「くさい」という子供がいたりする話しも良く聞く話しです。子供のころからインスタントや出来合いの食品ばかりで、味覚が正しく成長することは考えられません。特に子供の舌は7歳までに作られるという専門家もいるように、幼少期にしっかりと意識して食べ物を与えることが重要です。それと同じように、香りに関しても、人工的な香りにばかり囲まれている子供は、正しい嗅覚が備わることは考えられません。
なるべく、お母さんの手作りの食事とともに、自然の中で様々な香りを体験させてあげたいものです。人工香料は化学物質を含んでいることを忘れてはいけません。
こうした人工的な強い香りは、特に乳幼児に気をつけなければなりませんが、最近はペットの衣類洗いに柔軟剤を沢山入れる人がいて、ペットの体調不良に繋がっているという獣医の先生もおります。子供や小動物は特に空気の摂取量が大人に比較して多いので、そうしたものからは使わないことが本当はとても大切なのです。
+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+【 あ と が き 】+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+
駿河屋の自然派体験クラブ「つちからの会」では、3月に、カエデの木からメイプルシロップの原料を絞る体験や「スノーハイク」などを、川治温泉で開催します!夏のキャンプでは、同じ川治温泉で魚つかみをして、自分でナイフを使ってさばく体験を交えたキャンプを開催して、参加者の皆さんから大好評だった為に、冬も企画をしてみました。
現地の「かまくらまつり」にも参加して、かまくら内でご飯を食べたりして、思い出深い体験が出来ることは間違い無し!隊長はもちろん僕です!一緒に雪まみれになって、子供たちと遊ぶのが今から楽しみです!(夏は2日間水鉄砲でずぶ濡れ・・)
僕たちの行う住まい作りは、柱となる事業ですが、根っこは関わる皆さんとともに「自然を通じて人生を豊にすること」が僕たちの仕事です。自然を感じる住まいや、ライフスタイル、遊びをどんどん広めて、日本の自然の素晴らしさを、身近に感じてくれると嬉しいです。
皆さんも是非一緒に楽しみませんか?お申し込みお待ちしております!
**********************************************
PDFでダウンロードもしていただけます。