皆さんこんにちは。

駿河屋の　一桝です。  

「どうせ家は30年か40年でダメになるし・・・」

という方がいます。

30年でダメになるものに３５年ものローンを組むのですか？

僕の腕時計は父のお下がりですが、５０年間動き続けています。

定期的にオーバーホールして大切にしていて

将来は息子にプレゼントしたいと思ってます。

父が購入した当時でも、そこそこの価格だったと思いますが

三世代使えたら、安い買い物だと思います。

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え～　時計なんて1万出せば十分！

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という考え方もありますよね。

でも本物を知るということは大切だと思います。

美術品も本物を観ることで、偽物がわかると言います。

僕が天然乾燥の本物の木材をよく知っているので、人工乾燥の偽物の木材はすぐに判ります。

さて

建売住宅でも、しっかりと愛情込めてメンテナンスすれば40年でも50年でも、場合によってはそれ以上もちます。

それと反対に、注文住宅でも、ほったらかしの家は寿命を早く迎えてしまいます。

日本の住宅が短命と言われるの１つの原因は、減価償却年数が住宅は34年と言われていることではないかと思います。

住宅の寿命ではなく、税法上の話しが住宅の寿命の一般的認識になってしまっているのではないでしょうか。

どんな住宅でも、しっかりと適切なメンテナンスをすれば100年だって保ちます。

では、なぜ早くに建て替えられたり、解体されてしまうのか？

その1つは、

「現代の生活様式に合わなくなってきたから」

という理由があります。

つまり、ライフスタイルが変わった時に住みづらくなって、建て替えたり、売却したりするということです。

一昔まえの間取りは、小分けにして狭い部屋が多いですよね。

これは〇LDKとか、数字を多くして購買意欲をかき立てる不動産会社やハウスメーカーのマーケティング手段のひとつですが

昔の家は天井高も低かったり、扉も小さかったりして現代の生活様式には合わなくなってくることが、原因の1つです。

なので、比較的こうした部分を自由にリノベーションできる物件なら、長く使えるということです。

例えば

一般的な木造住宅だったり、マンションなんかもライフステージの変化にともなって、自由にリノベーションすることが可能です。

逆にそうした自由がきかない住宅とはなんでしょうか。

それは、ハウスメーカーの軽量鉄骨構造やツーバイフォー住宅、そして壁構造のマンションなどです。

こうした建物は自由に間取りの変更などができません。

ライフステージの変化によって自由に変更な可能な住宅を選ぶのが、長く住まい続けることが出来る大切なことです。

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