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東北出張から災害支援へ(その2)

RELEASE:2019.11.14     UPDATE:2019/11/15
CATEGORY:ブログ, メルマガ「社長の健康住宅論」, 社長ブログ
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駿河屋九代目当主の一桝です。

いわきに向かう車中、現地の友人からFacebookやラインで連絡が頻繁に飛び込んできました。

友人の知り合いからの友達申請をSNSで受けながら、まだ見ぬ方たちと直接連絡をとり、現地に到着。まずは土のう袋を1000枚、市立高校へ届けました。 友人の隣に住んでる方が、この学校の先生でした。「今晩からまだ雨なのに被災した生徒の家で土のうが足りない」 ということで、とても喜んで頂きました。


その後、テントや車中泊準備をしてきたのですが、できれば宿に泊まりたいとおもい、楽天トラベルをみても、付近のホテルはすべて満室。 そうか、被災している方が宿泊されているんだなと諦め、シャワーのあるキャンプ場や、健康ランドなどを調べると、車で1時間程度のところに、いくつか拠点に出来そうな場所がありました。それでも5日間支援に入るので、できれば風呂のあるホテルが空いてないか?としらべたところ、室内の水が出ず、トイレも使えないが、1階の温泉は使えるホテルを発見し、拠点に決めました。

翌日から、友人知人の知り合い、親戚、などの家を4日間まわりました。 被害の現状は、泥のかき出しと、家具の運び出し。濡れた本畳は大人の男4名で、やっと動かせるほど重いんです。


支援者が沢山きているお宅はまだ、ワイワイとみなでがんばれる空気なのですが、僕1人で応援にかけつけたお家では、たった1人で黙々と作業を繰り返すことが大半でした。あるお家では、家の中で口論が始まったり・・・。被災された方たちも大分疲労がたまってきているんだなと思います。友人知人の知り合いの家なので、帰るタイミングをつかめず、毎日早朝から夜半まで。 被災した方の状況やお気持ちを考えて、ちょっと頑張りすぎました。 黙々と泥をバケツにつめ、土手をあがり川原にの泥を捨てる作業を続けていた4日目に、ついに自分の気持ちも折れそうになりました。

関係者宅を一通りまわり、5日目の最終日は社会福祉協議会が窓口となる、ボランティアに参加する予定でしたが、体力よりも先に、気持ち的に疲れて「明日はどうしよう・・・行きたくない・・・」 恥ずかしながら、そんな事をずっと考えていました。ああ、被災地支援とは、想いだけではダメなんだなと身に染みました。復興を急ぐばかりに頑張りすぎると心が先に折れる。よし、明日は統制の取れた社会福祉協議会のボランティアへ参加して、学んでこよう。そう頭を切り換え、翌日は9時の集合時間に社会福祉協議会のテントを訪れたのでした。
次回、災害支援(最終回)へ~


<編集後記> 今年の台風被害でBCP(事業継続計画)策定が、あちらこちらで聞こえてきます。BCPとは、企業が自然災害、大火災、などの緊急事態に、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。現地での支援をしながら、自社のBCPをずっと考えて、よるはそのメモや整理をしていました。台風も毎年大型化するなか、僕たちの墨田区も被害が未来永劫全く無いなどとは考えられません。 台風接近における対策はマニュアルにまとめましたので、今後はBCPの策定を少しずつ進めようとおもっています。万が一被害にあった場合、僕たちは会社の建て直しに必死になるよりも、安全を確保して、被災されたお客様や地域の方を助ける立場です。そこを肝に銘じて、万が一の時にはお役にたてるよう、現在の準備や対策を、より高めなければなりません。

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