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今の住宅と昔の住宅の違いとは

RELEASE:2022.04.19
CATEGORY:ブログ, 健康, 社長ブログ, 自然素材
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皆さんこんにちは。

 

駿河屋の 一桝です。

 

 

今の一般的な住宅は、合板フローリングとビニールクロスで出来ています。

 

水回りの床は、クッションフロアと言われる塩化ビニールで出来たシートが貼ってあります。

 

合板フローリングは、表面だけ0.3㎜程度の木目の綺麗な木が貼ってあり、中は南洋材などを薄くスライスしたものを貼り合わせて接着剤で固めてあります。

 

 

最近はなんと、木目が印刷されたシートが貼られています。

 

利点としては、乾燥収縮がなく安定している素材であるということ。

 

しかし、接着剤で固めてあるので、化学性の匂いがします。

 

 

以前(20036月以前)に比べれば少なくなりましたが、化学物質が放出されています。

 

表面はコーティングされているので、湿度を調整することは出来ず、冬は冷たく、夏は素足だとベタベタします。

 

 

壁や天井は、名前の通りビニールですから部屋の中はビニールで覆われたビニールハウスと同じ環境です。

 

当然、湿度の調整は出来ませんし、経年劣化で剥がれてきます。

 

解体すると産業廃棄物になってしまいます。

 

 

 

では、昔の住宅はどんなだったでしょう

 

 

壁は漆喰、土など自然由来のものを塗り込んでありました。

 

床は断面を見ると、年輪が見えるように本物の木を使っていました。

 

木は自然の断熱材効果もあり、湿度を吸収、放出を繰り返します。

 

 

経年変化で味わい深くなります。

 

削ればまた、素敵な香りと木目が蘇ります。

 

漆喰や珪藻土、土なども湿気を吸ったり吐いたりするので、室内の湿度は比較的安定しています。

 

 

それに、フィトンチッドと呼ばれる森林浴と同じ効果もあります。

 

宿泊体感型モデルルーム「空まめの木」にお越し頂く皆様は

 

「森にいるみたいに落ち着く」

 

と言って下さいます。

 

 

今の一般的な住宅は、火災になると焼け死ぬのではなく、まず新建材から出るガスに巻かれて動けなくなって死亡し、それから焼けるのです。

 

 

漆喰や珪藻土は、燃えないばかりか断熱効果も期待できます。

 

 

どちらが良いかは一目瞭然ですが、大切なのは、正しく知って、選ぶ事です。

 

 

また、素材を適用する優先順位を知る事もとっても大切です。

 

なぜなら、予算は無限ではないからです。

 

 

住まいづくりにおいてどの部分を最優先にしたらよいのか?

 

どの部分は後回しでも、あとから施工可能なのか?

 

そもそも、あまり気にしなくていいのはどの部分なのか?

 

 

正しく知って、コストバランスを見極め、ご自身に合った選択をすることが

とっても大切なんです。

 

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