皆さんこんにちは。

 

駿河屋の　一桝です。

 

 

不動産に関する本などを読むと、

 

「頭金は物件価格の２割くらいが目安」

 

などと書かれているものもみられます。

 

以前は金融機関の融資額は物件価格の8割程度だったこともあり、そうした認識があるようです。

 

僕も「１割は必要」だとつい最近まで思っていました。

 

 

たしかに自己資金が多くあれば、月々の返済額を下げ、総返済額を下げることが出来るので、沢山あるほうが良いには良いです。

 

でも物件は３０００万くらいすると仮定すると、１割でも３００万を貯める必要があります。

 

 

金融機関の担当者と色々と話しを聞いたのですが、現在はフルローン（全額融資）で行う方も増えていて、金融機関も柔軟に対応しているようです。

 

当然ながら、お勤め先やリノベーションの額にもよりますが、大分緩和されてきたようです。

 

 

なので、頭金にこだわるあまり、コツコツ貯金をしていると、金利が上昇してしまって貯めた分くらいが簡単に吹き飛んでしまうということもあるということです。

 

ただし、物件を購入には、住宅ローンが実行されるまえに「手付金」が必要になってきます。

 

これは売主さん側に、現金で支払うものなので手付金くらいは貯蓄がないと不動産は購入できません。

 

 

手付金の額は一般的に１割程度と言われていますが、マンションであれば１００万円くらいなら買付の申込を入れることは可能です。

 

 

「１００万円も手付金入れて、住宅ローンが通らなかったらどうなっちゃうの！？」

 

 

と心配になると思いますが、これは「住宅ローン特約」という約束事を契約書に盛り込むことで回避できます。

 

つまり、

 

“住宅ローンが通らなかったら、この契約は白紙撤回となり、手付金は全額戻してくださいね”

 

と書いておくのです。

 

（この特約は住宅ローンを使った不動産購入では一般的です）

 

 

これによって万が一、住宅ローンの審査が通らなかった時には、手付金は全額もどってきます。

 

しかしながら、住宅ローンは全額融資のフルローンを組むことも出来るのですが、不動産購入には現金が最低１００万円は必要だということです。

 

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