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戸建て住宅の外壁の塗装工事で失敗しない

RELEASE:2017.09.29     UPDATE:2018/11/21
CATEGORY:ブログ, 戸建住宅について, 社長ブログ
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「戸建て住宅だけど外壁塗装のタイミングがわからない」

 

「色々と営業かけられるけど、本当に頼んで安心かわからない」

 

 

などなど、戸建て住宅に住んでいて、そろそろ外壁の塗装の時期かな~と思っても、安心して依頼できる先がわからなくて困っている人に向けてお話しします。

 

塗装業者さんに言う「必殺のセリフ」もお伝えするので、ご自身がマンション住まいでも、大規模修繕にも活用できる「必殺セリフ」ですので、皆さん是非読んで下さいね。

 

 

外壁塗装の時期

 

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自宅の外壁の塗装の時期はどう見極めたら良いでしょうか。

 

まずは手のひらで外壁を触った時に手が白くなるかどうかです。

 

手が白くなれば、塗装の防水効果はもう無いと判断して良いです。

 

こうした現象を「チョーキング現象」や「白亜化現象」と呼びます。

 

また、窓回りなどに防水剤を充填している「コーキング」というものがあります。

 

これはお風呂の浴槽と壁の間などにも充填されている柔らかい素材ですが、ここがヒビ割れしてきたら、塗装も早く施工しなければならない時期だと判断できます。

 

 

 

塗装業者の利益のトリック

 

塗料はメーカーが製造しているものですが、メーカーが保証する性能を発揮するためには「塗布量」というものが1㎡あたり決められています。

 

「標準塗坪」45~64m2/16kg缶、11~16m2/4kg缶

 

なんてカタログに表記されていたりします。

 

これはつまり、16kgの塗料缶であれば45㎡~64㎡で使いなさい。

 

決められた広さに規定の量の塗料を使いなさいね

 

ということです。

 

塗装業者さんによっては、この決まった塗布量を塗らずに、希釈(うすめること)を規定よりも多くして塗料を使う量を減らすのです。

 

それを防ぐには、自宅の外壁の面積から、必要な塗料の量を割り出して、それをしっかりと使ったことを確認をすることです。

 

行政(お役所からの)の工事では、現場に入荷した塗料缶の写真と、空になった塗料の缶の写真を提出する決まりがあります。

 

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オリジナル商品の罠

 

他社と相見積もりにならないように、オリジナルの商品を開発して、勧めてくるケースがあります。

 

先日驚いたことがありました。

 

遠方の友人が「自宅の外壁の塗装を業者から見積もりとったんだけど見て欲しい」と依頼されました。

 

遠くですし、同業なので、価格的に極端におかしくなければ、「ここで大丈夫だよ」と伝えるつもりでした。

 

ところが出てきた見積もりは、一般的な仕様でそれなりの値段の見積もりが一部、もう一部はオリジナルの塗料を使った高い見積もり。

 

一般的な仕様の見積もりには保証はなし。

 

オリジナルの塗料を使った高い見積もりには保証あり。

 

これは、意図的に高くても保証を付けたほうが安心という選択をさせるためのトリックだと気づきました。

 

なぜなら、一般的な仕様でも、同じ保証を付けられるからです。

 

さらに驚いたのは、行政主催の外壁塗装の相談会の業者だったというのです。

 

行政の方も、こうしたトリックには気づかないんですね~・・・。

 

それなりの規模でやってる、各地域に支店のある会社さんでした。

 

 

 

「奥の手のセリフ」

 

塗装業者さんにしっかり仕事をしていただく為の「奥の手のセリフ」をお伝えします。

 

それは先ほどお話しした「塗布量」のはなし。

 

1㎡あたり、使う塗料が決まっているという話しをしました。

 

この塗布量を守らせるように

 

「メーカーの規定塗布量を必ず使って下さい」

 

ということです。

 

素人さんがこんなことを言ったら、ちょっと驚くのではないでしょうか・・・。

 

 

 

上手な発注方法

 

「奥の手のセリフ」は、最初に言わなければなりません。

 

安い見積もりを出してきて、最後に契約をするかどうかでこの必殺のセリフを言うと、仕事が欲しい営業マンは、出任せでも「任せてください!」というかもしれません。

 

でも、安い塗装の見積もりは、この「塗布量」を守ることが出来ません。

 

無理に受注させるとトラブルの原因ですので、見積もりの前に「必殺のセリフ」を言って、しっかりとした工事をしてもらいましょう。

 

特に塗装は塗るたびに「足場」が必要になります。

 

しっかりと塗装をして、再塗装までの期間を延ばすことが、結局「足場」の費用を節約することになるので、割安ということになります。

 

安易に安い塗装でその場しのぎの塗装をすると、長い目で見たときには損をすることになります。

 

 

 

今日の「わかった!」

 

DSC07448

 

塗装業者さんは沢山おりますが、良い塗装業者さんは少なく感じます。

 

なぜかというと、不動産の売買の案内をしていて、戸建て住宅の塗装の状態を見たりしますが、売り主さんから聞いた一番最近の外壁塗装をした時期と、劣化の状態はあまり一致しません。

 

規定の塗布量をしっかり塗ると、驚く程次回の塗装の時期までもちます(気候風土にもよる)。

 

 

 

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<編集後記>

昨日は急ぎの打合せに向かう前に、急いで蕎麦でも食べようと「ゆで太郎」へ駆け込みました!

券売機で後ろに並ばれてプレッシャーを感じたので、素早くボタンを押し、配膳カウンターへ!

「ふー」ということで、席に着き、番号を呼ばれたので受け取りに行くと

蕎麦とミニカツ丼セットのはずが「まんぷくセット」になっていて

巨大なカツ丼と蕎麦一人前を食べることになってしまいました・・・。

食べきりましたけどね・・・。

 

 

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