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琉球畳と琉球畳風

RELEASE:2021.04.23
CATEGORY:ブログ, 社長ブログ, 自然素材
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皆さんこんにちは。

 

駿河屋の 一桝です。

 

 

皆さん、琉球畳というと四角い縁なしの畳を想像しますよね。

でも見かけるもののほとんどは

 

「琉球畳風」

 

です。

 


本物の琉球畳は原材料にカヤツリグサ科の植物である大分県産の七島イ(しっとうい)

もしくは(シチトウイ)と呼ばれる断面が3角形のいぐさを使用しています。



琉球畳といっても産地は沖縄ではなく大分なんです。

 

琉球畳の生産地は大分県の国東半島に有り、現在では数少ない農家さんでしか栽培・生産されておりません。

本来、琉球畳とは七島イ(しっとうい)を使った半畳縁なしの畳のことを呼びます。

 

その材料となる七島イは、1663年に橋本五郎右エ門という人物が、当時王国であった沖縄(琉球)に点在する
7つの島から命がけで大分県の国東半島に持ち込んだものだと言われています。

 

7つの島から「七島イ」(しっとうい)という名前が付いたのですが、


「琉球いぐさ」

 

とも呼ばれていて、その草からつくる畳のことを琉球畳と呼ぶようになったようです。

 

 

 

七島イは明治・大正・昭和と大分県の特産として全国に広まりました。

 

ということで、実は琉球畳の本場は大分県いうことになるのです。

 

当社では厳選素材の畳として


「大分県産 七島イを材料」

 

としたのものを琉球畳として提供しております。

流球畳はデザインが良いだけではなく、耐久性も普通のいぐさの4~5倍とも5倍から6倍とも言われています!

七島イは通常のいぐさと比べるとかなり太く、摩擦に強いという特性があります。

刈り取った後、手で2本に割いてから使用するくらい太いのです。

 

そしてこの手作業で割かれた不整形な断面が、ざっくりとした力強い、琉球畳の風合いを生み出すのですね。

 

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