みなさん、こんにちは！

GWは北陸まで足を伸ばそうと思ったもののそこまで行けず、、
かわりに群馬の伊香保温泉街で足を伸ばしてきた花村です。

さて、

GW前のことですが、上野桜木の現場で小規模の改修工事を行ってきました。

今回のお客様のご要望は、

押入れと本棚の内側のクロスが結露でカビてしまったので、

変えたいとのことでした。

そのままビニールクロスを張替えて終わらせるのではなく、

駿河屋が扱う杉の自然素材を使用しました。

こんなに贅沢な本棚は見たことがありません。

押入の方の完成写真はこちらです！
（beforeの写真を撮り忘れてしまいました）

とっても素敵な押入です！

ふすまを開けると、もはや森にいる気分です。

改修後の結果だけを見たら2~3時間あれば終わっちゃいそうな作業にみえますが、

これが本当に大変な作業なんです。

そのことを痛感させられた職人さん僕との対話です。

―――

私：壁際まで隙間なく板がぴったりはまっていて凄いです！
　 ミリ単位で調整されてるんですね！

職人さん：いやコンマだよ。

私：すみませんでした。

―――

僕みたいにまだ現場慣れしていない人間の考えであれば、

棚や押入れの寸法が決まっているから、

そこに合わせて最初に全部木を切って、

はめていけばすぐ終わるだろうと考えてしまいます。

しかし職人さんは違いました。

まず一枚目の木をはめる壁の幅を把握して木をカットしてはめたら、
次に木をはめる場所をまた正確に測り直して木をカットしていきます。

つまり、一度に全部の木をカットするのではなく、

はめる場所に合わせて一枚一枚全ての木の板の長さをコンマ単位で
正確に計測したあとに木をカットしてはめていました。

特に押入は、中段にある枕棚の角度が曲がっていたり、
枠の部分が歪んでいたりしたので、精密な加工が必要でした。

そして、正確にすべての木を貼り終え、無事に改修工事は完了しました。

施主様はとても喜んで下さいました＾＾

駿河屋のこだわりは素材だけではなく、

関わる職人さんも厳選されています！

どの職人さんにお会いしても丁寧で優しい方なので、

安心して作業をお任せできます。

駿河屋は厳選した本物の自然素材で家づくりをしています。

素敵なデザインでおしゃれなのはもちろん、

木の香りが空気中に充満して、

他では味わえない体験を室内ですることができます。

自然素材で家づくりをする醍醐味はまさにこれですね！

今回は押入と本棚の一部だけ杉を使いましたが、

部屋全体を自然素材を使って改修するなら凄いことになりそうです。

引き続き今回の上野桜木の現場では、

部屋全体の壁を珪藻土にしていきます。

楽しみです！！