こんにちは、スタッフの新田です。

夏がやってきました。

セミの鳴き声（合唱！）がますます大きくなってきましたね。

さて、梅雨明けて初めての平日、

横浜市S様邸のマンションフルリノベーション工事の現場は、明るく 時折ここちよい風が通り抜けていきます。

現場には大工の新井さんと現場監督の黒田が。

それから、電気の秋山さんもいらっしゃると伺っていたので、

この日はいつもお借りしていた秋山さんのスリッパは履かずに現場にお邪魔しました。

現場内はスリッパに履き替えて作業する。 これは秋山さんの自前スリッパ。

室内は、壁と天井も仕上がって、よりお部屋らしくなっています。

壁と天井が仕上がると、ぐっとお部屋の雰囲気に

ところどころに穴が開き、

そこにコンセントやスイッチプレート、照明器具などが納まるのを今か今かと待ちわびているかのようです。

キッチン周りは 特にたくさん

くるくるっと納まっているコード。なんだか可愛らしい

私もそんな風にして秋山さんの到着を待っていたのですが、どうやら到着がお昼過ぎになるとのこと。

入れ違いになりそうだけど、会えるかな？　そう思いながら、各部屋の様子を眺めていると・・・

寝室に、気になる穴たちを見つけました。

穴がいっぱい！

「これ、何の穴ですか？」

監督黒田にたずねると、「上はエアコン用の配管穴、下のは給気口」と答えます。

でもなぜ、こんなにたくさんここにあるのでしょう？

それは、

「間仕切り壁の位置をずらしたから。元々は左右に並ぶ穴と穴の間に壁があったのを、今回ググっと穴より向こうまで（左側へ）ずらしたので、隣の部屋の分がこっちに来てるんです」と。

なるほどー。

皆さん、分かりましたか？

外側から見るとわかりやすいかもしれませんね。

２部屋分の配管穴

今回のリノベーションでは、寝室の隣のお部屋はウォークインクローゼット。

エアコンは付けませんが、乾燥機を設置するとのこと。

間仕切り壁を通じて寝室へ、そして室外へと配管される模様。

これはリノベーションならではの設計ですね。

しばらくして、黒田が段ボールの開梱を始めました。

ゆっくり丁寧に・・・

外廊下に置かれていた大きな箱も室内に運び込み、

開梱します。

これ、お施主様であるS様が、家具屋さんにオーダー製作してもらった玄関収納なのだそう。

これを、これから設置します。

オーダーなので、玄関にぴったり納まります。

そう、ぴったりなのです。

まずは、採寸。

設置場所の幅や高さも、念入りに。

両脇の空きはたったの7ミリずつ。

納まりや設置の仕方、使うビスなども相談して、準備が整ったら、

いざ！

2人でしっかり持ち上げて、珪藻土の壁に当たらないよう、慎重に運びます。

緊張の作業。気が抜けません！

床から浮かせて、の設置です。

黒田が持ち上げている間に、新井大工がビス打ちします。

息の合った二人の連携作業

水平も確認して、棚と扉も取り付けたら、

まぁ、すてき！　しばらく見とれてしまいました。

写真では伝わりづらいですが、

塗り壁の横縞模様と、扉の縦縞がいい雰囲気を醸し出しています。

さらに黒のタイルが趣を与えてくれて、

なんだかお花を飾りたくなりますね。

上の方に目をやると、そこにはそれを照らすダウンライトがちゃんと設置されるようで、

もう、言うことなしです。

『家での暮らしをゆっくり楽しみたい』と 家づくりの羅針盤に書いたS様ご夫婦の、家づくりへの想いがそこに見えた気がします。

工事も終盤。完成も間近です。

たのしみですね！

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（あとがき）

昨晩の夕食時、正面に座る息子の顔に違和感が。

マスク焼け！

聞くと、「体育、マスク付けたままやったよ」と。

一日にしてこんなになるのかぁ、と、ちょっとびっくりです。

夏の太陽にはご用心、ですよ～。