こんにちは。
駿河屋スタッフの新田です。
秋まっただ中、皆さんはどんな秋を楽しんでいますか?
さて、現在 品川区ではT様邸の新築工事が始まっています。
今週月曜日には 基礎屋さんが入り、真剣に作業をしていました。
基礎屋さん、トンカチを使って何か小さな金具を取り外しています。

私:「何をしているんですか?」
基礎屋さん:「コンクリート(を流し込むため)の枠を 止めていたセパを外してます」
セパ。

この金具のこと?でしょうね。
今 見えているコンクリートは建物の基礎です。
家は地面の上に建ちますが、
地面と家、その間でしっかりと家を支え、家にかかる力を地面(地盤)に伝える役割を担う、大事な部分です。
このコンクリート、
もとは、型枠をはめ、そこにコンクリートを流して固まったものです。
型枠はすでに外され、
それを支えていた止め金を外す作業をしていた 、ということなんですね。

現場でキーン、キーン、と大きな音が鳴り響きますが、
道を行き交うご近所の方々に笑顔で挨拶をする現場監督・黒田がその場を和ませています。

ところで、コンクリートから出ているこの棒は何でしょう?
長いのと短いのがありますね。
「これはボルトですよ」
現場監督・黒田が教えてくれました。
基礎の上に、木の土台が乗ります。
土台には小さな穴が開けられていて、その穴にボルトを通し、土台と緊結。
短いものは、土台に埋め込まれる形で納まり、
長い方は土台を貫通して飛び出し、その脇に立ち上がる柱と金物を使って緊結、固定されるのだそう。
力がかかる主要な柱はこのように施され、特に力のかかる柱には更にもう1本、合計2本のボルトで緊結、より頑丈に固定されるそうです。

こうしてしっかりと家が建てられていくのですね。
なお、コンクリートの内部、見えていない部分にも何本もの鉄筋が組まれ、コンクリートと共に建物の基礎となっているのだそう。

ここに住まうT様のシェルターともなる家、それをガッチリと支える基礎の偉大な包容力を感じました。
おや、基礎屋さん、今度は 青いシートを持ち出しました。

計測して、

墨出しをして、

ナイフで切ると、

ぴったりと納まりました。
もう一枚。
計測し、墨出しをして、ナイフで切ると、

やはり、ぴったりと納まりました。
流石です!
心の中で拍手を送っていると、
その傍らで、現場監督・黒田が何やら作業をしています。
この印は?

「ここは玄関なんです。階段状になるので、ここにもコンクリートを打ってもらうんですよ。」
なるほど、その位置をマーキングしていたのですね。

そうこうしているうちに、図面を広げて基礎屋さんとの打ち合わせが始まりました。
ちなみにこの玄関、タイル仕上げとなるそうですよ。
T様の住まいづくりの思いを、
設計が具体化し(図面)、
現場監督の下で 、
職人さんたちが丁寧に作り上げていき、・・・
そんなバトンの受け渡しが見えてくるようでした。
さあ、来週はいよいよ上棟式です!
(あとがき)
スポーツの秋。
先週末は子どもたちが通う小学校の運動会がありました。
大玉ころがしや応援合戦、徒競走にダンス、玉入れ・・・
ド定番ばかりなのに、見ていて飽きないのが不思議です。
二人の子どもたちはそろって赤組。
結果は・・・

残念ながら負けてしまいました。
しかし、
「優勝 白組、準優勝 赤組」
って。
負けちゃったけど、準優勝がもらえましたよ。
たしかにみんな、がんばったもんね!
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