こんにちは。
駿河屋ブログスタッフの小松です。

ここ二日間はキリっとした冷たい朝。

昨日は薄氷、
今日はしっかり厚い氷が張った東京です。

一桝社長のブログに「家づくりの羅針盤」の記事があがりました。ご覧になられましたか？

家の新築？リノベ？なぜしたいのか「目的」を考えることが大事
https://surugaya-life.jp/blog/first-steps/

家づくりはじめの一歩｢家づくり羅針盤｣を活用してライフデザインを描く
https://surugaya-life.jp/blog/lifedesignrashinban/

家づくりは人生のうちに何度もない、大きなイベントです。そして、自分一人だけでなく、住まう皆さんが意見を出し共有していくことは、とても大切な事で、駿河屋ではこの工程を大切にしています。

実は私、とある住宅メーカーで設計の打ち合わせで揉めている現場に居合わせたことがあります。

少し大きな声が聞こえ始め、何かクレームでも言われているのかと思っていたのですが、だんだんその声が大きくなり、複数の方の声が行き交う様になり、少し心配になってそのテーブルに目をやると、業者と依頼者が揉めているのではなく、依頼者のご家族同士で揉めていたのです。

会話の内容は覚えておりませんが、其々の想いがぶつかってしまったのだと想像しますし、それくらいご家族皆様にとって大切なイベントであることも間違いありませんから、皆さんが建設的に意見交換できる場にすることも、大切な役割です。

T様に羅針盤を記入していただいたのは2018年4月。

今回はその記録から、T様邸を見ていきたいと思います。

ご家族が揃う場所として「リビング」を優先したいという想いは共通する一方、
個人の優先したい場所はそれぞれ違いました。

その中で、T様ご家族は、
ご主人様は「お風呂」でのんびりしたい。
奥様は「洗濯スペース」を使いやすく、家事の負担を軽減したい。という想いが綴られていました。

T様邸は2階にバスルームがあります。しかも、中心にあるといってもいいかもしれません。

ここに想いがある事が設計に表れています。

「家づくりの羅針盤」には、「家事編」というページが存在します。

誰がどんな風に使うのか、
どんな道具がどれだけあるのか、
その頻度は？...という風に、生活スタイルを細かく書き出すことができます。

「洗剤の種類」なんて項目も含まれています。

T様の奥様は、
洗濯の動線や使いやすさを希望されていたことが伺えます。
そして、
「洗濯機はお風呂の近く」
「お湯を使う」
「ベランダか室内干し」
「乾燥機は雨天のときだけ」という回答でした。

こちらの浴室には浴室乾燥機があり、梅雨時期や、冬の日照の少ない時期も心強いです。

そして、普段の洗濯物は、浴室の南側に設けられたサンルーム。

「脱ぐ→洗濯→干す」という工程全て収まるこの場所は、家事のストレスを軽減してくれるアイデアが詰まっています。

サンルームの完成を私も楽しみにしていますし、
是非、使ったご感想を伺いたいと思っています。

<編集後記>
娘と図書館に行くと、テーマコーナーはバレンタイン。
お菓子作りをしたいと言われ、本を借りました。

娘の最初の作業は、作りたいページに付箋を貼ること。
私の最初の作業は、、
簡単で、後片付けが楽なものに誘導することです。(笑)