ブログBLOG

防火地域の昭和の木造アパートは二世帯住宅リノベがお勧めな理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

下町にはまだまだ古い木造のアパートが残っています。

お風呂も無く、共同トイレのアパートは、今のライフスタイルになかなか適合できずに、その佇まいを残したまま、忘れ去られようとしています。

 

かつての木造アパートのオーナーも高齢となり、やっかいものとなったアパートを、一体どうしたらよいのかわからずに、あまり賃貸にも積極的に働きかけていないように感じます。

 

こうした高齢者がかかえるかつての木造アパートは、2世帯住宅に生まれ変わることで、命を吹き返すのではないでしょうか。

 

今日は古い木造アパートを2世帯住宅にリノベーションする(現在施工中)ことについてお話しします。

 

 

 

古い木造アパートを二世帯住宅にするメリット

 

CIMG2299

 

古い木造アパートは、おおよそ風呂無し共同トイレで2階建て。

6畳一間と土間と収納があり、中廊下式や片廊下式の6世帯や8世帯。

規模にして30坪程度の2階建てが多いのではないでしょうか。

 

このサイズは二世帯住宅には丁度良い広さだと思います。

 

こうした古い建物で、当時の建築確認や検査済証が残っていれば、違反建築物とはならずに「既存不適格建物」として認められます。

その為、二世帯住宅へ改修することも、行政のお墨付きを頂き設計、施工することが可能になるのです。

 

また、個人の住宅となりますので、耐震補強の助成金などを受けられたりと、色々とメリットがあります。

 

 

 

防火地域の場合に有利

 

CIMG2293

 

こうしたアパートが密集している下町は、「防火地域」であることも多いです。

防火地域での建て替えは、不燃建築物にしなければならず、一般的には鉄骨造や鉄筋コンクリート造で施工しなければならず(木造でも出来るが)コストはかなり高くなります。

 

しかし、既存不適格ということで、リノベーションをする場合には、防火地域でも、不燃建築物で施工しなくても良いのです。

 

その為、建て替えを行う場合には耐火建築物としなければならず、施工費用も高額になるのに対して、リノベーションにすることで、工事費用を大きく下げることができるのです。

 

 

 

補助金活用

 

古い木造アパートは大概、昭和56年6月以前の「旧耐震基準」の建物です。

その為、リノベーションには耐震補強が不可欠であり、断熱も不可欠です。

しかし、こうした工事には行政の補助金が付くことも多く、建て替えよりも安く済ませることが出来ることと、さらに助成金でお金を節約することが出来るのです。

 

 

 

古い木造アパートを購入してリノベーション

 

DSC07883

 

都心で二世帯住宅を建てたいと思っても、なかなか広さを確保することは難しいかもしれません。

しかし、こうした木造アパートがまだ残っていたら、そちらを建物ごと購入して、二世帯住宅へリノベーションするということもアリかもしれません。

 

なにより耐火建築物で施工するとかなりコストのかかる建物を、コストを大幅に下げて、現代の耐震、断熱性能を付加して快適な二世帯住宅を手に入れることが出来るのです。

 

 

 

今日の「わかった!」

 

DSC_0998

 

昭和の時代の木造アパートは、二世帯住宅には丁度いいサイズです。

こうした建物は防火地域に建っていることが多く、建て替えの場合には耐火建築物で建築しなければならないので、コストがとても高くなります。

 

しかし、当時の建築確認や検査済み証を受けている建物であれば「既存不適格」扱いとなり、御上のお墨付きを得ながらリノベーションをして二世帯住宅に変えることができるのです。

 

しかも、行政の補助金を使いながらできるので、タイミング良くそうした物件があるのであれば、是非二世帯住宅の可能性を考えてみて下さい。

 

昭和の木造アパートが二世帯住宅に変身!

耐震補強・断熱見学会

 

 

||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

<編集後記>

今日は地元墨田区で子供向け英語教室をOPENした方がご相談にみえました。

 

場所はなんとご縁のあったお店の跡地。

 

しかもそのお店が所在するのはマンションで、沢山リノベーション(フルリフォーム)させて頂いているマンション。

 

さらには現在もリノベーション(フルリフォーム)中のお部屋もあるマンションです。

 

なんだか1つのマンションから僕たちにご依頼頂くことが増えていて、とっても嬉しいです!

 

 

駿河屋を知らない人がまず最初に読む「駿河屋の想い」

【お問い合わせ】 【著者 プロフィール】 【ブログ一覧】

駿河屋の九代目がお送りする、天然素材・自然素材住宅のホント

幸せの住まい作り最初の一歩を間違えない為の

★メルマガ「厳選素材住宅論」登録・解除

★産直の厳選素材住宅 自然素材住宅・珪藻土・無垢の木なら創業1657年 駿河屋

Facebook

★僕のFacebookアカウント(フォロー大歓迎です)

★創業1657 駿河屋

★宿泊体感型モデルルーム&ナチュラルショップ「空まめの木」

★駿河屋の自然派体験クラブ「つちからの会」

記事が気に入ったら是非シェア宜しくお願い致します!(^_^)/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
中古マンション探し×「自然素材」を使ったリノベーション(フルリフォーム) 叶える理想の住まい
  • 家づくりのコンセプト
  • 施工事例
  • お客様の声

お問い合わせCONTACT

こだわりの自然素材・天然素材(珪藻土・無垢・無添加・漆喰・い草・畳・和紙・塗料・布クロスなど)を使った注文住宅・リノベーション(フルリフォーム)・健康住宅なら東京都墨田区の駿河屋

0120-124-029

< 事業エリア >

東京 23区(墨田区・台東区・品川区・渋谷区・新宿区・杉並区・世田谷区・中央区・千代田区・豊島区・中野区・練馬区・文京区・港区・目黒区・足立区・荒川区・板橋区・江戸川区・大田区・葛飾区・北区・江東区)、三鷹市、調布市、国分寺市

千葉 習志野市、鎌ヶ谷市、柏市、松戸市、市川市、浦安市、船橋市

埼玉 三郷市、八潮市、草加市、越谷市、鳩ヶ谷市、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市、和光市、浦和区

神奈川 川崎市、横浜市(車で1時間程度)

  • 上記エリア外の方で弊社事務所から1時間圏内の方はご相談ください。(エリア外については関東近郊で「新築工事、フルリノベーション」の場合のみ当社設計をご依頼の方は厳選素材の提供も承ります。)
  • 現住所が遠隔地であっても、建築地が対象エリアであれば施工可能です。
< 事業エリア >
東京  : 23区(墨田区・台東区・品川区・渋谷区・新宿区・杉並区・世田谷区・中央区・千代田区・豊島区・中野区・練馬区・文京区・港区・目黒区・足立区・荒川区・板橋区・江戸川区・大田区・葛飾区・北区・江東区)、三鷹市、調布市、国分寺市
千葉  : 習志野市、鎌ヶ谷市、柏市、松戸市、市川市、浦安市、船橋市
埼玉  : 三郷市、八潮市、草加市、越谷市、鳩ヶ谷市、川口市、蕨市、戸田市、朝霞市、和光市、浦和区
神奈川 : 川崎市、横浜市(車で1時間程度)

※ 上記エリア外の方で弊社事務所から1時間圏内の方はご相談ください。
(エリア外については関東近郊で「新築工事、フルリノベーション」の場合のみ当社設計をご依頼の方は厳選素材の提供も承ります。)
※ 現住所が遠隔地であっても、建築地が対象エリアであれば施工可能です。