皆さんこんにちは。
駿河屋の九代目 一桝です。
室内のインテリアを考える上で、色は様々な視覚的効果や心理的効果があることが知られています。
しかしながら、室内の「色」は素材を生かした色合いが一番良いものです。
ビニールや塗料に囲まれた室内は、それはそれで気分を様々に盛り上げますが、こと自宅に関しては落ち着いた空間であってほしいものです。
色は実際以上に広がって見える色、逆に締まって見える色があります。
赤や橙などの暖色系は膨張色、反対にブルーやグレーなどの寒色系や暗い色は収縮色になります。
この性質を利用して部屋を広く見せたければ暖色系、引き締めたい場合には寒色系の濃い色などを使うと良いと言われています。
部屋にいて常に目に入るのは壁です。
その次には床
最後に天井の順です。
色は明度(明度が一番高いのが白、一番低いのが黒)が高いほど軽く感じ、低いほど重く感じる特性があります。
なので、天井の明度を最も高くして、次に壁、最後に床とすると安定感のある部屋になります。
僕たちの一般的な仕様は、天井が布クロス、壁は厳選珪藻土、床は新月伐採・葉がらし天然乾燥の杉もしくはヒノキですから
明度も丁度そのような順序になっているので、とても落ち着いた感じに仕上がります。
重厚感を出したい場合には、天井も板張りにして重めにしたりします。
色を多用すると心理的に落ち着かない部屋になることは研究でも証明されています。
沢山の色を大きな面積に多用するのはオススメできません。
なので、カーテンやテーブルクロス、家具などは面積の小さい部分に限って鮮やかな差し色を入れるのは部屋をイキイキとさせる為に有効です。
また、素材感のある住まいは本物の植物がとても映えます。
素材感は、すなわち「本物」なので、植物という「本物」との相性が良いのは自然なことです。
「自然」なものは緊張をほぐし、リラックス効果があります。
なので観葉植物などは是非取り入れるのがオススメです。
ところで、日本人は年齢を重ねるとグレーや茶系など地味な色ばかり身につける人が多いようですが、こうしたものは赤やピンクなど鮮やかな色を取り入れると心理的若返り効果があるようです。
ご自身がそのような年齢かなと思ったら、今までチャレンジしてこなかった色の服も来てみてははいかがでしょうか。
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<編集後記>
僕も歳をとりまして、気づいたらピンクが似合うようになってしまいました。
特に春先なんかはピンクの服を着て出かけたりします。
なんで若いころ似合わなかった色が似合うようになるのかなーと思ったら、髪の毛の色だと気づきました。
ちょっとグレーになってくるとピンクが似合いますよね。
ってことで、去年の冬は「赤」にもチャレンジしました。
昔じゃ絶対買わない色です!
でも去年は赤いダウンジャケットにチャレンジしました。
カミサン曰く、なにげに似合うとのこと。
うーむ。
俳優の笹野高史さんは、車を何にするか考えていた時に、キムタクに
「歳をとったら派手な車に乗らないと!」
と言われて、黄色いポルシェを購入したそうです。
年齢を重ねれば重ねるほど、鮮やかな色合いが似合うなんてカッコイイですよね。
皆さんはいかがですか?昔と変わってますか?
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