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完成年でわかる木造住宅の特徴-2

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皆さんこんにちは。

 

駿河屋の 一桝です。

 

 

先週は1981年5月以前に建てられた木造住宅についてお話しいたしました。

 

ブログ:完成年でわかる木造住宅の特徴-1

 

今日は「新耐震基準」と呼ばれる1981年6月~2000年5月に竣工した木造住宅の特徴についてお話しします。

 

 

1981年に建築基準法が法改正されました。

 

その基準に適合して建てられた住宅は、基本的に現在の耐震基準を最低限クリアしていると言われています。

 

基礎は鉄筋コンクリートで造られたものが義務化されました。

 

1979年に制定された省エネ法によって、断熱も普及し、壁、天井に5センチのグラスウールと呼ばれる断熱材が入れられている事が多くなっています。

 

1993年には省エネ法改正後は、床にも断熱を入れることになりました。

 

断熱については、まだまだ「寒い」家であることは間違いありません。

 

窓ガラスは1枚でアルミサッシです。

 

構造的には金物が多く使われるようになりました。

 

外壁は「サイディング」と呼ばれるものが普及しましたが、壁内部の空気を外に逃がすことができない壁なので、

 

壁の中の水分が結露して、断熱材を痛めてしまっている家が多いです。

 

要するに、室内で入浴や調理で発生した水分を含んだ温かい空気が、壁の中に入ることで結露となって内部を腐らせてしまっているということです。

 

この年代の木造住宅は、こうしたところをしっかりと見て判断したちころですが、

 

購入するまでは壁を壊すことも出来ないので、劣化やシミ、亀裂や床下の臭いなどで判断するしかありません。

 

次回は2000年6月以降に竣工した建物の特徴や注意点をお話しします。

 

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