皆さんこんにちは。
駿河屋の 一桝です。
前回は2000年の5月までに竣工した建物の特徴をお伝えしました。
今回は2000年6月以降に竣工した木造戸建て住宅の特徴をお話しします。
近年では2000年が一番大きな建築基準法の改正が行われた年です。
これ以前か以後かによって、現代の住宅か、古い住宅か変わる節目といって良いでしょう。
一言でいえば
「エコ・健康志向の時代」
の住宅がスタートした年です。
構造的にバランスの良い壁の配置が義務づけられたり、柱や梁を接合する金物が規定されました。
直近の1999年の省エネ法も改正されたので、断熱性能もかなりアップしました。
また、壁の中の断熱材や構造材が痛む原因だった結露の問題も、外壁通気工法や透湿防水シートなどの普及で改善が進みました。
現在では標準とも言えるペアガラスに関しては、2000年からじわじわ普及してきたので、
物件を購入する際には、窓ガラスをチェックしてください。
ようするに、この年代からの木造住宅であれば、構造や断熱などは極端に手を入れなくても住む事が可能な住宅です。
木造の戸建て住宅を購入する際には2000年6月以降に竣工したかどうかが、1つの重要な要素になってきます。
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