創業360年の老舗が作る厳選素材住宅
マンションのバルコニーは
マンション住まいの人にとって
屋外に気軽に出られる唯一の場所です。
しかし、この部分は区分所有法でいう
専有部ではない共有部です。
なので個人の持ち物ではないので
勝手にいじることは出来ません。
またマンションの場合、バルコニーは
避難通路として指定されているので
避難上支障が出るような
巨大なものを置いたりしては
万が一、火災などがあった場合に
隣戸へ避難できなくなってしまいます。
そうは言っても、屋外を楽しむ貴重なスペースが
バルコニーではないでしょうか。
特にマンション住まいのお年寄りなどは
ささやかな屋外生活が楽しめる唯一の場所です。
足腰が弱るお年寄りは
外出の機会が激減するでしょうから
観葉植物や家庭菜園、盆栽など
自然に触れる場所はバルコニーが唯一だという人は
これからどんどん増えることになるでしょう。
バルコニーの手すりに掛けるプランターなどは
外部から見ていてもとても美しいものです。
テーブルと椅子が置ければ
とても心地よい場所に変わるものです。
少し広ければ、数人がテーブルを囲んで
お茶を楽しめる場所にもなるかもしれません。
しかし、残念ながら椅子に腰掛けると
手すりの高さが丁度目線の高さになり
外の景色を楽しめません。
実は建築基準法では、手すりの高さは1.1ｍと
決められているのです。
落下事故などはたまにありますが
子供が踏み台などを使って
落下事故に至るケースはあります。しかし
手すりの高さ不足というのは聞いたことがありません。
手すりで注意が必要なのは
むしろ隙間の寸法だったりします。
よちよち歩きの子供の頭が通らない隙間
とよく言われますが、おしりが通過してしまい
頭だけ引っかかり首つりになったケースもあると聞きます。
なのでバルコニーなど高い場所の隙間は
おしりが通過しない隙間にすることが重要です。
マンションのバルコニーは、雨水の問題などから
室内よりも低い高さになっていますが
ここにスノコを敷いて、バリアフリーの状態で
バルコニーに出られるようにする方もおります。
外出することがめっきり減ったお歳よりでも
安全にバルコニーに出ることが出来ます。
しかし、区分所有法や建築基準法などでは
こうしたことは違法であるということ。
でも、違法だからといって、なんでも禁止するのではなく
災害などの時に弊害とならないよう
事故につながらないように配慮しながら行えば
多少許してあげてもよいのではないでしょうか。
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＜編集後記＞
駿河屋の九代目がお送りする、天然素材・自然素材住宅のホント
幸せの住まい作り最初の一歩を間違えない為の
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