昨日のブログ「「絶対に登らない!」と決めている富士山に今年で4年連続登ってきましたというハナシ①」で、なぜ富士山に4年連続で登っているのか?という理由をおはなししましたが、もう来年は絶対に登りません!
でも、今年は登るハメになったので、頑張って登ってきました。
目次
御札?お守り?を作るために、「新月伐採・葉がらし・天然乾燥」の杉を担いできました。
ザックの半分は木です。
なんで木を担いで山に登るのか、下山してきた今でも謎の行動ですが、周囲にバレないように梱包して、ザックの奥深くに大切にしまい込みました。
実は今回、なんと梅雨明け前なのに台風が発生しており、出発の日は台風ど真ん中!
「こりゃー延期かな~」
なんて思っていたのですが、意外に早く通り過ぎることがわかりました。
一旦、延期モードにはって仕事まで入れてしまったので、予報が変わったときは前日に大慌てで仕度をするのが大変でした!(汗)
観光の山ですが、一応所属する山岳会には「登山届け」を提出して準備完了!
たぶん、
「アイツ最近、例会にも出てこないほど忙しいって言ってたのに、富士山だぁ?」
的に思われているのではないでしょうか・・・。
「シゴトですっ!」
と言っても、誰も信じてくれないだろうなぁ~・・・。
今回のスケジュールはこんな感じです。
始めて行く人は参考にしてみてください。
ルート:吉田ルート(画像のオレンジルートです)
【1日目】
7:00 発着場所:新宿南口からバスタ新宿4F ターミナル
乗車日:2017/07/05(水)
発車時:07:45
号番号:1 乗降地:バスタ新宿南口 / 富士山五合目
運賃: \10,560(@2640円)
10:20 富士山五合目 到着
11:00 準備&登山開始
↓
16:30 本八合目 山小屋到着
~ 山 小 屋 宿 泊 ~
【2日目】
1:30 出発
3:30 登頂
4:30 日の出
5:00 富士山浅間大社奥宮奉納
5:30 下山開始
9:00 五合目到着
ご来光を拝むには吉田ルートでなければなりません。
まあ、登頂して噴火口をぐるっとお鉢巡りすればいいのですが、登頂時刻から逆算すると、そんな時間も無さそうなので吉田ルートにしました。
吉田ルートはご来光が拝めるルートなので、登頂が遅れても日の出が見られる東側から登ります。
なので、人も多いルートなんですね~・・・。
当日は初体験となるバスタ新宿からバスで出発。
新宿駅に併設されているだけあって、アクセスは抜群。
改札でてエスカレーターで上がるだけです。
もう毎度おなじみの五合目バスターミナルです。
4年連続なので写真を撮る気にもなりません。
とりあえず高度順応の為に、スタートはゆっくりです。
富士山カレーも気になりますが、山小屋の夕飯がカレーかも?というセンサーが働き、豚骨ラーメンを食べながら準備します
富士山カレーはコチラ
天気も台風一過で素晴らしい天気。
明日のご来光は期待できるかも!
富士山は高度順応かねて、ゆっくりめで登ります。
ゴールデンウィーク以来、まったくトレーニングも登山もしていなかったので、ちょっと心配でしたが、意外となんとかなりそうです。
七合目にあるトモエ館に到着。
ここは一昨年に登った際に、200円の「チャイ」を注文して驚愕した山小屋です。
チャイのサイズはこのサイズ
こっ!コレはお茶やさんとかで試飲させてもらうときのカップではないですかっ!
200円払って最初に試飲してから、本番のチャイが出てくるのかとおもいきや、なんとこれが200円のチャイです。
今回は二度目なのでうろたえません。
「僕は知っていますよこのサイズ」的なゆとりの大人の対応です。
一昨年登ったメンバーの美香さんが、
「ここのクリームパンはめちゃくちゃ美味しく、下山後もしばらくクリームパンを探して放浪した」
と言わしめるほどのクリームパンはコレ。
ちなみに8合目のトモエ館には、アンパンが売ってます。
富士山の山小屋はどんな人が経営しているのでしょうか。
昔々、富士山が観光地ではなかったころ、頂上に気象観測所があったころ、物資の荷揚げは「剛力」(ごうりき)と呼ばれる力持ちによる人力でした。
当時の剛力の組織の末裔が、今は山小屋を経営していたりすると聞いたことがあります。
剛力については、新田次郎の小説「剛力伝」に当時の様子を垣間見ることができます。
山小屋は当時の剛力や組合などの関係者が経営をしていると聞いたことがありますが、本当でしょうか。
夏場などは一晩に100万もの金額が入る富士山の山小屋ですが、一体、いつ現金を誰が下ろしているんですかね~・・・。
山小屋の現金を下ろすときを狙って強盗をする小説を昔読んだことがありますが、数千万単位で数名で下ろすのでしょうね。
山頂まで運ぶことすら大変なので、やはり買い物はそれなりにお金がかかります。
今晩の宿は八合目なのでもうひと踏ん張りです。
途中の山小屋では酸素まで売ってます。
この標高でスーハー吸いはじめると、もうこっから上は全部酸素吸入して登らなければならないほどです。
ようやく今晩の宿に到着しました。
絶景ですね~
小屋に入ると、流れ作業のようにテーブルに座らされ、夕方4時に夕飯を食べさせられます。
やはりカレーでした。
さすがに嗅覚が鋭くなってきています。
4年間、富士山の山小屋に泊まりましたけど、今回の小屋はイマイチ・・・。
富士山の山小屋の評判は色々とネットで書かれていますが、おおよそは山小屋のマナーを知らない人が、下界の価値観を持ち込んで酷評しているものです。
山小屋にしてみれば、山の常識のない人が勝手放題するし、言葉の通じない外国の観光客の皆さんも、色々とトラブルを起こすのかもしれません。
そうした対応に苦労されて、ネットで酷評されるような対応を場合によってはとってしまうのではないかと想像できます。
小屋に到着して、まずはビールを買って乾杯したかったのですが、小屋の食事スペースが狭いことと、夕方到着の登山者が多かったのでビールは食後ということでした。
夕食後にやっとタコ部屋に通してもらい、ビールを購入することが出来ました。
小屋の中で飲むことを禁止している山小屋だったので、寒いけど外でカンパイ!
ふ~・・・・。
ということで明日の頂上アタックに向けて早々に就寝しました。
つづく・・・。
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<編集後記>
先日は中古マンションを購入したお客様の不動産売買契約でした。
売りに出ていたマンションは、新築当初に購入されたお客様が、家族の事情で近所の実家に引越て、長らく賃貸に出されていた物件でした。
なので、売り主様もそのマンションの近所に住んでいる方だったんですね~。
売買契約時に、買い主様と売り主様が初めて顔を合わせるのですが、地元情報を沢山教えてくださり、買い主様もとても喜んでいました。
「お買い物の時に偶然会っちゃうカモね!」
なんて会話を聞いていると、なんだかこっちまで嬉しくなってきます。
「リノベーション(フルリフォーム)終わったら見せてね!」
売買契約時にとても仲よくなるお客様がおりますが、そういう間柄が地元でどんどん増えるのも、とても嬉しいですね~。
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