皆さんこんにちは。

駿河屋の九代目　一桝です。

 

 

 

自然素材を売りにしている住宅会社が、最後の仕上に塗っている塗料。

 

それはなんでしょうか。

 

ミツロウだったりオイルだったり国産だったり海外のものだったり様々です。

 

塗料は「混ぜる」ことで、性能を高めたり、施工性を高めたり、コストを抑えたり、見ないところで色々な事ができる性質があります。

 

そしてそのほとんどは、「企業秘密」となっています。

 

素肌に触れたり、子供がなめたりしても本当に安心、安全な素材なのか気になるところです。

 

 

 

食品添加物のように〇％未満は表示が不要であったりしますし、原産国と産地が違います。

 

僕は素材にこだわって、最後の最後までよくわからなかったのが、この「塗料」です。

 

 

 

特に｢自然系｣と呼ばれる塗料は、様々なものが含まれています。

 

一般的には「自然系塗料」と図面に記載されている場合にはヨーロッパのメーカーの塗料を使用される事が多い用に感じます。

 

 

 

国産でも「自然系塗料」と呼ばれる物はいくつかあります。

 

「自然系塗料」というと、自然由来成分が入っている塗料というイメージがしますしナチュラルな感じがします。

 

でも、「日系○○〇〇人」が完全な日本人でないのと同じで「自然系塗料」も完全に自然由来の成分だとは言えません。

 

場合によっては重金属が含まれているケースもありますし化学物質が含まれている事もあります。

 

 

 

では「自然塗料」はどうでしょうか。

 

なんとなく、自然由来成分100％っぽいですよね。

 

でも「自然塗料」といっていても「自然由来成分を主成分として」というような書き方をしているので、一体何を信じてよいわかりません。

 

 

 

化学物質を全て身体が受け付けない方もいますが多少含まれていても大丈夫な方もいます。

 

要するに、自分に合うか合わないかが一番大事なポイントです。

 

天然成分100％であっても荏胡麻がダメな方もいますし、天然成分100％ではない「自然系塗料」でも大丈夫な方も沢山います。

 

自分に合うか合わないかについては合板や木ではなく、紙に塗って乾燥させて乾燥したら寝室等に置いて、身体の変化を見る。

 

つまり試してみることが重要です。

 

 

 

それほど神経質にテイスティングは不要だなという方は、自然塗料100％のものがおすすめです。

 

僕の場合には、塗料の「嘘」を探る場合には、実際に香りを嗅ぎながら味見をします。

 

様々な物を混ぜている場合には味の違和感がすごく感じられますので、そうした塗料は採用しません。

 

 

 

自然塗料には昔から馴染みの深いものが一番安心できるのではないでしょうか。

 

代表的なものは荏胡麻油、桐油、亜麻仁油です。

 

僕は荏胡麻の油を桐油とまぜて使っています。

 

塗料に関して、全国、海外メーカーのものも調べました。

 

塗料は独自性や性能を高めたり付加価値を高めるために「混ぜる」のが命（企業秘密）の素材です。

 

なかなか工場の中を見せてくれることはなかったです。

 

そんななかでも、本当に天然成分だけで作っている人たちもおりました。

 

香りも味もおかしなものではありませんでした。

 

小さなお子さんがいる住まいは、こうした信頼できる塗料で仕上げることで、より安心できる住まいづくりが出来ます。

 

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＜編集後記＞

 

先日のホワイトデー！

 

皆さん、もらったり、あげたりしましたか？

 

僕は以前トライアスロンをしていたときに、海を泳ぐチームで一緒になった、

 

富良野のパティシエ社長のマロンなんちゃらを注文してたんです。

 

そうしたら、なんとホワイトデー前に出荷されてしまい

 

なんと２月中に届いてシマイマシタ笑

 

まぁ、すごく美味しかったから良かったですけど。

 

カミサンと娘は一瞬でたべちゃいました。

 

僕も少しもらいたかったんですけど・・・。

 

なんていう話しを昨日、友人にしたのですが

 

「えー！いまだにバレンタインとかやりとりしてるの！？」

 

と驚かれました。

 

みんなしないの？してないの？？？そなの？？

 

さてこのお店、フラノデリスっていうお店なんですが、結構有名っぽいです。

 

是非調べてみてください！