はじめまして。
今年５月から駿河屋スタッフの仲間入りをしました、新田です。
主に社内で、お客様の住まい作りのサポートをさせていただいております。
パート勤務のため限られた時間ではありますが、みなさまの楽しい暮らしづくりを精一杯応援させていただきます。
どうぞよろしくお願いします。

さて、先日、 駿河屋からほど近い場所にお住まいのお客様の、ご自宅リノベーション（フルリフォーム）現場を訪問させていただきました。
室内壁の仕上げとして「珪藻土」をお選びになったお客様。
その日はその塗り方（パターン）を決めるのだそうで、お客様と設計の久武、左官屋さんが、工事中の宅内に集合しました。

早速、左官屋さんが実演。

要は、塗り方を変えることでパターンが幾通りにでも、それこそ無限にできてしまうんですね。

更には光の当たり方によって陰影が映え、醸し出される雰囲気も見せてくれました。

どれも素敵ですねぇ~

と、うっとりしていたところで・・・

思い出しました。今日の本題！ 

『どの塗り方にしましょうか？』

さぁ困った。
どれもいい感じだし、選択肢が無限にある中から選ばなくてはなりません。

ん~・・・
どうやら、お客様も気が遠くなってきたようです。

そこですかさず、久武が 救いの手を差し伸べます。

『ベースの塗り方を一つ決めて、幾つかの面にアクセントをつけてみましょうか。
せっかくの塗り壁なので、いろんな塗り方で少し遊んでみましょう♪』

と同時に、お客様も安心した表情に変わり、 左官屋さん、久武と宅内を動き始めます。

「寝室のこの壁と、ここ。あと、ここの壁を…」

どうやら３つの壁面をアクセント壁にすることに決めたようですよ。

---

壁紙とは違い、職人さんの手で仕上げられる世界でたった一つの壁。

職人さんはお客様のお顔を思い浮かべながらコテを動かし、
そこに住まうお客様は「この壁はあの職人さんが塗ってくれたんだよなぁ」なんて時々思い出すのかも知れません。

塗り壁のぬくもりは、そんなところからも生まれるのでしょうね。

---

さて、これからどんな壁ができあがるのしょうか？
今からワクワク、楽しみです♪

（あとがき）
大相撲秋場所が始まっていますね。
この時期、わが家の夕食はちょっとにぎやかになります。
息子が大相撲好きで、ちょうどその時間に放送されるニュースの取組結果に大喜びしたり、文句を言ったり・・・。ときどき奇声も？
それはもう、「にぎやか」を通り越して「うるさい」という領域で・・・。

そんな姿を温かく見守ってあげられる心の広い母になりたいものです。