皆さんも毎日、仕事に子育てにあわただしい日々をすごしていると思います。
僕の子供たちは高校生と大学生なので、休日に一緒に遊んであげるなんてことは、もうなくなりましたが、まだまだ小さいお子さんをおもちのパパやママは、平日だけでなく休日も大変だと思います。
でも、時間はすぐに過ぎ去ってしまいます。
特に変化の激しい現代社会は、忙しさに翻弄されていると、気付いた時には取り返しのつかないことにもなりかねません。
たまに時間を割いて、すこしでも自分や家族、仕事についてしっかりと考える時間を定期的にとることが、とっても大切です。
今日はそんなはなし。
目次
先日のブログで、クリスマスに1人で雪山にテントかついで出かけた話しを書きました。
僕は今年48になるオッサンですが、1人行動が多くなってきたのは、いつのころだったでしょうか。
今思い出してみると、つい5年前くらいからのように感じます。
昔は山の仲間とつねに出かけたり、子供たちをつれて家族で山形の秘密基地にでかけたりしていましたが、山の仲間は肥満や仕事が多忙になったせいで、山に全く行かなくなってしまいました。
子供たちは高校、大学となり、休日は部活やサークルに忙しい青春を謳歌しています。
妻は黒柴犬のハナとの会話を楽しんでおり、なかなか二人で出かけることも減りました。
出張で全国を1人で出かけることも多いせいか、山も1人で出かけることが増えましたが、「ちょっとヤバいな」と思う山や沢は、仲間と行動できるように山岳会に入りました。
そんなこんなで1人行動が増えた僕は
「1人って意外と心地よい」
と気づいてしまったのです。
日中のスケジュールは、かなりタイトですし三ヶ月先までほぼ予定が埋まっています。
お客様の来店予約を入れられる時間を確保しながら出張の予定を組み、その合間を縫って山へ出かけます。
平日の夜は7時30分に仕事を終わらせて、出来るだけ8時にはジムで泳ぎ、走っています。
一日の中でゆっくり出来る時間は、10時30分に帰宅して12時就寝までのわずかな時間です。
この時間に読書をすると、瞑想したり、自分を振り返ったりする時間が全くとれない日々が続きます。
山を1人で登ると、運動負荷が高いときほど頭がスッキリするときがあります。
ランナーはランナーズハイという状態になると、瞑想や座禅と同じ状態になると言われていますが、僕も山を一人でひたすら登っているときに、あるいみそうした脳波が出ているかのような、フロー状態のような、そんな感覚になるときがあります。
しかし、それだけでは脳内をリセットする座禅や瞑想を意識的に行う時の質と量にはとうていおよびません。
時代の変化は3年で大きく変わりますし、もっと加速している感じがします。
時代の流れをよく読みながら、次の時代を考えて将来の準備を進めなければいけないのに、じっくりと時間をとることはなかなか大変です。
なので僕は、半年後のスケジュールに三日間くらいカンヅメ予定をねじ込んだりして、時間をつくるようにしています。
数年前に考えていたことが、今現実化しています。
それは、数年前に未来を想像して準備してきたからだと思います。
想像できる未来を描き、そのために何が必要かを考え、そのための準備と努力をすることで、たいがいのことは実現していきます。
でも、未来を考える時間をとらずに、現実に流されていくと、選択を誤ることもあります。
自分自身の羅針盤がなければ、潮の流れに流されて違う目的地に向かっていても、それに違和感を感じることが出来ません。
潮の流れは日々変化していくので、定期的に軌道修正をしたり、港についたら次の目的地を再確認したり、新たな目的地を変えなければならないか、考えなければなりません。
場合によっては船に乗せる人も出てきますし、自分で航海が出来るように船長の育て方をしっかり考えたりしなければなりません。(育成や子育て)。
未来を想像して準備する時間をつくることは、現実の時間を精一杯生きることと同じくらい重要なことだと思うのです。
「ほとんどの人は袋をかぶって歩いているのと同じ」
「前が見えない状態で歩き回り、他人とぶつかるといがみ合う」
「テレビを見て笑い、気に入らない人がいれば文句を言う」
「現実に起きたことに反応することでしか生きていない」
以前、ある著名な方がそうおっしゃってるのを聞いて、愕然としました。
たしかに場当たり的に「今が楽しければいい」と考えている人がたくさんいるかもしれません。
自分はそうはなりたくないと感じました。
そのためにはどうしたらよいか。
やはり「未来を想像して準備をすること」が必要なんです。
今までは出張の合間にすこし余裕が取れるときに、時間をとっていました。
しかし、現実にはいろいろと忙しく、疲れて宿に入ることが多いので、ついつい晩酌してしまうことが多いです。
アルコールが入った状態で、思考がちゃんとしていることはありません。
疲れもあって、すぐに寝てしまうというパターンです。
なのでたまには、「未来を想像して準備をすること」だけを目的として、時間をつくります。
パソコンや事業計画書、ノートや本などをたくさん持ち込んで、宿の部屋にこもっています。
手元にあるものだけを考えれば、会社でも同じ状況をつくることは可能ですが、電話があったり、スタッフからの相談が入ったりと、なかなか集中することが出来ません。
物理的に距離をおくことが、こんなに濃厚な時間がすごせるのかと思う程、やはり会社からはなれた場所に来ることが必要なのだと実感しています。
未来を想像するためには、未来志向の本を事前に数冊読むことをおすすめします。
読んでいない本を持参してもよいかもしれませんが、事前に読んで、熟成期間をへてアウトプットすることがコツです。
名著「アイデアのつくりかた」(ジェームズW.ヤング著)でも書かれているとおり、情報や知識を脳内に入れたら、しばらく放り投げておくことがコツです。
その後、ふとしたときに「降りてくる」ことがあります。
事前に読んだ「未来志向の本」を持参して、パラパラと思い出すように読みながら、次の時代を想像して、自分の将来や会社の未来、家族の未来などがどう変化するのかを考えて、現実化したい未来、なりたい自分、次の寄港地を考える事は、結構たのしいものです。
なりたい未来が定まってきたら、そのために起こすアクションや準備、勉強することなどを書き出していきます。
それを数ヶ月ごとに軌道修正をしながら、考えていく作業をすると、気付いた時に起こってほしいことが現実になったり、なりたい自分になっていたりします。
先日も友人とそんな話しをしながら「紙に書くって大事だよね」「書いた瞬間、時計が動き出す感覚があるよね」という話しをしました。
なるほどと思っても、ほとんどの人はそれすらしないので現実化することはないのだと思います。
興味があったらぜひ、手帳へ書いてみてください。
絶対おすすめです。
忙しい時間を縫って、未来を考える時間を捻出することは、とても大変だと思います。
忙しさにかまけて日々の生活に流されていると、時間はあっというまに過ぎ去ってしまいます。
それは、エンジンの無い船が海流に流されているのと同じ状態ではないでしょうか。
未来を想像して準備をすることは、潮の流れを読み、羅針盤をもって主体的に生きることだと思います。
僕も時間がないことを理由にせず、主体的に時間をつくり、内省したり未来を想像して準備をする時間をつくりたいと思います。
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<編集後記>
アルコール抜きで!徹底的に考える時間を!
という意気込みで行ってきましたが、たそがれ時はビールが恋しくなります。
11時までフルで頭を使いながら、寝る前には美味しいお酒を頂きました~・・・。
それにしてもコレ、美味しいですね~♪
はじめて呑みました!
駿河屋を知らない人がまず最初に読む「駿河屋の想い」
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