ダニや害虫は自分のエサのあるところに
当然沢山集まります。
エサやニオイに敏感に反応して
集まってきます。
布団や枕も人のフケや皮脂が付着するので
ダニや害虫のエサになります。
枕や布団に集まるダニ、害虫
枕や布団にはヒョウダニ、それ以外のダニ
害虫などが集まります。
それはソバ殻枕と羽毛、羊毛の布団、枕です。
原因はソバの食品としてのニオイ
羽毛や羊毛は動物性のニオイが原因で
雑食性のチャタテムシが集まり
次に、チャタテムシを食べるツメダニが
集まると言われています。
その結果、ツメダニに刺されることもあります。
ダニや害虫を防ぐ方法
こうしたダニや害虫を防ぐ方法は
頻繁に日干ししたり
布団乾燥機で加熱する方法があります。
しかし、発生源である自宅の結露やカビを
無くさない限り、また集まってきます。
こうした自宅の結露やカビを防ぐ方法は
新建材を使った断熱性の低い家ではなく
無垢の木や珪藻土など
調湿効果の高い素材を使うことで
余分な湿気を調整し
結露を防ぐことが出来ますし
結果としてカビも防ぐことが出来ます。
なのでダニの対策だけではなく
家全体でダニの好む環境を改善することが
大切です。
羽毛、羊毛布団が悪ではない
先ほど、羽毛、羊毛布団が
動物性の物なので雑食性のチャタテムシが
集まると書きましたが
羽毛、羊毛布団は、毛が布の外に
出てこないように目の細かい布が
使われています。
繊維の目が細かくダニが通過しづらい
つくりになっています。
繊維業者の資料によると
普通の布団の布の目は
縦45μm、横105μm程度ですが
羽毛布団では
縦5μm 横9μmだそうです。
ヒョウダニの成虫は40~200μmなので
羽毛布団用の繊維では布団表面のダニは
内部に入ることは非常に困難です。
なので、使用中の布団でも
未使用の布団でも、もともと羽毛や羊毛の
毛についていたダニ(洗浄後に少量残ったもの)が
ほとんどで、布地の外から浸入するダニの数は
とても少ないと言われています。
今日の「わかった!」
布団などにある程度集まるダニは
仕方ないとおもわれますが
数を出来るだけ減らすことが大事です。
その為にはダニがそもそも集まる住環境だと
せっかく布団を熱処理や日光にあてても
また同じ状態に戻ってしまいます。
そもそも住宅にダニが増えないような
環境にするためには
やはり結露などによって発生するカビを
抑えることがとても重要です。
それにはビニールばかりで出来た新建材
そして断熱が不足した家では結露による
カビもとても発生しやすい環境です。
断熱などをしながら、
無垢の木や珪藻土などをつかって
湿度をコントロールしやすい住まいにすれば
結露の発生を抑え、カビの発生を抑え
結果的にダニの発生も抑えることができるのです。
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<編集後記>
駿河屋の九代目がお送りする、天然素材・自然素材住宅のホント
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